2011年03月29日23:30 【プレスリリース】
WISE教育改革賞審査委員会 5名の国際的著名人によって、教育分野では世界初の国際的な賞の受賞者が選出
WISE教育改革賞の開催は、2010年12月、カタールのドーハで開催された第2回「World Innovation Summit for Education(WISE)」の最後に、カタール財団理事長を務めるシェーハ・モザ妃殿下より発表されました。同賞初の受賞者は2011年11月のWISEにて発表されます。
審査員は以下の通りです。
· ジェームズ・H・ビリントン博士、アメリカ議会図書館館長、米国
· ジェフリー・D・サックス教授、コロンビア大学地球研究所所長、米国
· ファトマ・ラフィク・ザカリア氏、マウラナ・アザド教育財団理事長、インド
· ナレディ・パンドール大臣、科学技術大臣、下院議員、南アフリカ
· シェイク・アブドゥーラ・ビン・アリ・アルサーニ閣下、PhD、カタール財団WISE会長、審査委員会委員長
WISE教育改革賞は、教育の分野で世界的に素晴らしい貢献をした個人や団体に授与されます。受賞者の業績は、あらゆる教育レベルに対して顕著で持続的なインパクトを与え、感動させ、かつ先見的なアプローチを示すものでなければなりません。
科学や文学、平和活動や経済学など他の分野ではすでに存在する賞に匹敵する賞を設立することによって、教育の地位を国際的に向上させるというWISEの使命の一端を担います。受賞者には賞金50万ドルと金メダルが贈られます。
大学や学校、NGO、教員団体、メディアや企業などの団体や個人から候補者の推薦を4月30日まで受け付けています。
委員会が全候補者から15名の最終候補者に絞り、2011年7月中旬~9月中旬にかけて審査委員会が最終候補者を審査します。
シェイク・アブドゥーラ・ビン・アリ・アルサーニ閣下(PhD、カタール財団WISE会長)は次のように説明しています。「審査委員長として、このような著名な方々を迎えてWISE教育改革賞審査委員会を立ち上げることができ嬉しく思っております。審査メンバーは、彼らの国際的な視点、各専門分野での功績、専門知識により選ばれました。彼らの豊かな経験と多様な能力によって、私たちは最も優れた受賞者を選出することができ、また、WISE教育改革賞がこの分野における業績を称える世界的に権威ある賞になると信じています。」
カタール財団は、21世紀の教育が直面している課題への取り組みにおいて、多様な関係者の知識、スキル、経験を活用するため、2009年に「World Innovation Summit for Education(WISE)」を発足しました。
WISE教育改革賞の詳細については、こちらのウェブサイトをご覧ください:www.wiseprizeforeducation.org
World Innovation Summit for Education(WISE)について
WISEは革新的アプローチを通じて教育の未来を拓くことを目的としています。この国際協力イニシアティブは、2009年、シェーハ・モザ妃殿下の後援の下、カタール財団により発足されました。その使命は、21世紀の教育が直面している課題を特定し、グローバルな議論を通じて実践的且つ持続可能な解決策を実施することです。その使命を果たすため、WISEは年に一度、教育界のオピニオンリーダーや専門家が一堂に会し、教育界の成功事例を共有するためのユニークなプラットフォームと会合の場となる国際サミットを開催します。さらに、WISEは年間を通して様々な取り組みを行い、教育界という伝統的な枠組みを超えて革新を促進し、具体的行動を打ち出します。2011年度のWISEサミットは2011年11月1日から3日にかけてカタールのドーハで開催されます。
詳細については、WISEの公式ウェブサイトをご覧ください
関連リンク
WISEの公式ウェブサイト http://www.wise-qatar.org/
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