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OBCと日本マイクロソフト、クラウドサービスの提供・販売において協業 ~ OBCが、Windows Azure™ Platform を開発・提供基盤とした「奉行クラウドオプション」を発売 ~

業務ソリューションベンダー大手 株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田成史/本社東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)と日本マイクロソフト株式会社(代表執行役 社長:樋口 泰行/本社 東京都港区:以下 日本マイクロソフト)は、中堅企業向けのクラウドサービスの提供・販売において協業することを発表します。 OBCは、56万社の導入実績のある同社の「奉行シリーズ」の製品力強化と新規顧客獲得を目的に、日本マイクロソフトと協業することで、マイクロソフトのクラウドプラットフォームである「Microsoft® Windows Azure™ Platform」をクラウドサービスの開発・提供基盤とした新しい製品やサービスを提供していきます。

協業の第1弾として、OBCは、OBCのERPパッケージ「奉行V ERP」の顧客向けに、「奉行クラウドオプション」を発売します。
「奉行クラウドオプション」は、オンプレミス(社内設置型)で運用する「奉行V ERP」に連携可能な追加オプションであり、中堅・上場企業やグループ企業を主な対象としています。 “複数拠点・複数担当者で処理する機会の多い業務”にフォーカスを当て、即導入・即運用が可能なサービスとして、業務オペレーションの軽減とコストダウンを実現します。「奉行クラウドオプション」は、「仕訳伝票」「給与賞与明細照会」「勤怠管理」の3製品を皮切りに、OBCの販売パートナーを通じて平成24年6月6日(水)より販売開始します。

OBCと日本マイクロソフトは本協業により、パッケージ製品とクラウドサービスを組み合わせた新しいハイブリッド クラウド型のサービスを提供することで、企業の生産性や競争力強化に貢献していきます。

■奉行クラウドオプションの特長

「奉行クラウドオプション」は、オンプレミス(社内設置型)で稼働する「奉行V ERP」とシームレスに連携するクラウドサービスです。効率化が求められる一部の業務処理をクラウドで提供するハイブリッドクラウド型のサービスであり、次のような特長があります。

1.パッケージ機能で複数拠点・担当者の業務コストを削減
業務分散化による効率化を果たしやすい業務を対象に、業務コストを削減できる処理機能を提供。

2. 初期投資を抑えたシステム構築が可能
拠点業務処理を行うためのシステム構築にかかる、ソフトウェアライセンスやハードウェア等の初期投資を削減。

3. システム構築後のソフトウェア・ハードウェアにかかる保守・管理コストを削減
お客様によるソフトウェア・ハードウェアのアップグレードやメンテナンスが不要となり、保守・管理コストをかけることなく、常に最新の環境でサービス利用することが可能。

4. 業務処理環境の再構築時も、費用をかけず迅速な対応が可能
クラウドサービスはPCとインターネット環境さえあれば利用できるため、組織改変時など業務処理環境が変更された際にも、費用をかけずに簡単・迅速に対応することが可能。

5. クラウド化に伴う不安を軽減、過剰な監視コストを不要に
奉行製品をオンプレミス上に保持することで、クラウド化の“基幹情報を外部に出す”という、セキュリティ面に対するリスクや不安を最小限に抑えることが可能。特別な管理者を設けることなく、過剰な監視コストなしで、安心して利用することが可能。

■ 奉行クラウドオプションのラインアップ

・ 「奉行クラウドオプション 仕訳伝票 for 勘定奉行V ERPシリーズ」
初期投資を抑えながら地方拠点や部門の伝票処理を分散化できるため、業務効率を向上できます。

・ 「奉行クラウドオプション 給与賞与明細照会 for 給与奉行V ERP」
給与奉行V ERPで作成された給与明細や賞与明細を、クラウドを利用して、従業員に配信します。毎月の給与明細書の発行費用が不要になり、コスト削減と明細書配布にともなう手間や紛失などのリスクがなくなります。

・ 「奉行クラウドオプション 勤怠管理 for 就業奉行V ERP」
Webブラウザーを利用した勤怠打刻が可能です。従業員のPCから出勤を打刻したり、共有PCにカードリーダーをつけて打刻したりなど、勤怠記録の端末増加が容易です。また、勤怠担当者が従業員の出勤状況の確認や修正することもできます。

■ OBCと日本マイクロソフトの協業内容

・ Windows Azure Platformをクラウドサービスの開発・提供基盤とした新しい製品やサービスを開発・提供します。

・ 2012年6月より全国10箇所で開催するOBC戦略セミナーなどを活用し、OBCの販売パートナー3,000社に本協業ソリューションの提案モデルの紹介、デモ実演等による教育支援を行います。

・ OBCと日本マイクロソフトそれぞれの既存顧客向けに本協業ソリューションをご提案するため、連携して営業活動を行います。

・ 本協業ソリューションを紹介するための共同セミナーを開催します。今後1年間に6回の開催を予定しています。

・ OBC、日本マイクロソフトが主催もしくは出展するイベントにおいて、本協業ソリューションを紹介していきます。

・ OBCの顧客向け会報誌や、日本マイクロソフトのユーザー向けニューズレター等で本協業ソリューションを紹介していきます。

・ より多くのお客様や開発者の声を製品開発に反映させるため、両社の製品を利用中または導入予定のお客様のご要望を共同でヒアリングします。

・ 日本マイクロソフトはOBCに継続的な技術支援を行うことで、奉行シリーズでの最新技術の採用を促進します。

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