2012年10月19日14:00 【プレスリリース】
株式会社ガイアックス ガイアックスとネオマーケティングが共同調査。いいね!しているFacebookページ数の平均は23.5個 ~一部の大量いいね!ユーザーが平均を押し上げるも、71%のユーザーがいいね!9個以下~
Facebookの企業向けキャンペーンアプリ・解析ツール「Fantastics(ファンタスティク
ス)」を手がける株式会社ガイアックス(本社:東京都品川区、代表執行役社長:上田祐
司、証券コード:3775)は、Facebookユーザーの利用動向調査の一環として、「Facebook
ページへのいいね!状況や、いいね!後のメール配信に対する反応状況」を調査しました
ので、結果を発表いたします。
この調査の結果、いいね!している(以降、ファンになっている)Facebookページの平均数
は23.5個と多いものの、いいね!数が1~9個のユーザーが37.5%と大多数を占め、全体と
しては大変少なくなりました。
※1本調査は、ソーシャルメディアマーケティングの研究機関「GaiaXソーシャルメディア
ラボ」と、インターネットリサーチの「株式会社ネオマーケティング」が共同で行いま
した
● ファンになっているFacebookページが9個以下のユーザーが71%
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Facebookページのウォール投稿がファンのニュースフィードにどれだけ表示されるかは、
エッジランク(※2)という仕組みによって決まりますが、そもそも一人ひとりのユーザー
の友達数やいいね!しているFacebookページ数が多ければ、ニュースフィードへの表示
競争率が高くなり、当然表示される率が低くなってしまいます。
いいね!数が1~9個が37.5%という結果は、今後もFacebookページ運用でエンゲージメン
ト(※3)を獲得していきたい企業によって朗報と言えるでしょう。
※2 エッジランクとは、ユーザー一人ひとりのニュースフィードに最適化された投稿を
表示するFacebookが開発した仕組みです。アカウント同士の親密度、投稿へのいいね!数
やコメント数、時間が主な指標と言われています。
※3 消費者とサービス提供者の関係を意味する言葉で、消費者が各種メディアを通して
触れるコンテンツや広告メッセージを見るだけでなく、実際に浸透を周囲にアクションを
とってもらうことを意味する。Facebookページにおいては、ページの投稿(ポスト)に対
してユーザーがいいね!やコメントなどのアクションをとること。
< 調査概要と主な調査結果 >
(1) 調査概要
調査方法 ネオマーケティングの「アイリサーチ」を用いたWebアンケート方式
調査地域 全国
調査対象 20~59歳の男女
有効回答数 400サンプル
調査日時 2012年8月6日(月)~2012年8月7日(火)
対象者条件 Facebookに登録している人
調査主体 GaiaXソーシャルメディア ラボ http://gaiax-socialmedialab.jp/
株式会社ネオマーケティング http://www.neo-m.jp/
(2) 調査結果
● 表示競争率の低い30代のファン獲得が狙い目
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年齢別にファンになっているFacebookページ数を調査しました。その結果、30歳~39歳の
ユーザーが平均14.7個と他の年代に比べてファンになっているFacebookページ数が少ない
ことが分かりました。
どの年代のユーザーをファンにするかは、企業やブランドのターゲット次第で決めるべき
ですが、全ての年代をターゲットとする場合は、30歳~39歳のユーザーを中心にファン獲
得をすると、表示獲得競争率が低いためウォール投稿のエンゲージメント率が高まる事が
予想されます。性別、都道府県別のファンになっているFacebookページ数の平均も調査し
ましたが、大きく差は表れませんでした。
● ファンになっているFacebookページ数の規模別、ニュースフィード表示ページ率の傾向
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ニュースフィード表示ページ率の傾向を、ファンになっているFacebookページ数の規模別
に調査しました。これは、各ユーザーにニュースフィード表示ページ率(=「普段、投稿
を見かけるFacebookページ数」÷「ファンになっているFacebookページ数」)を聞き、
それをファンになっているFacebookページ数の規模別に平均値を取ったものです。
この結果、ファンになっているFacebookページが少なければ少ないほど、ウォール投稿が
ファンに表示されている確率が高いことが分かりました。ウォール投稿のエンゲージメント
率を高めていくには、こういったファンになっているFacebookページ数が少ないユーザー
を集めていくことが効果的であることが分かりました。
● Facebookアプリはまだ市場拡大の余地あり、メール配信受信経験者も一部
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企業によるFacebookマーケティングの取り組みの一環で、懸賞キャンペーンなどのアプリ
許可時に取得したメールアドレスにメルマガ配信をする場合があります。(メルマガ配信
する企業では、アプリ許可前にメルマガ配信をする旨のパーミッションを取っているため、
メール配信自体はNGではありません。)
実際にFacebookページのアプリを許可した後、メルマガが送られて来た経験がある人は
26.0%になりました。
● メルマガを好意的に受け取っているユーザーは半数以上の62.5%
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上記の調査で「アプリ許可後にメルマガが送られて来た」経験を持つユーザーに対して、
その時の気持ちを調査しました。
その結果、「特に気にならなかった」が47.1%と最も多くなり、「情報が来て嬉しかっ
た」が15.4%となりました。一方、「メルマガが来ると思わなかったので驚いた」が
18.3%、「不快に感じた」が19.2%とネガティブな回答が合計37.5%集まりました。
メルマガ配信については、ネガティブに感じないユーザーが半数以上でした。ただし、
配信頻度が高かったり、事前の説明がなかったりする場合は、ユーザーからネガティブな
イメージが持たれやすくなるため、メールを受信するユーザーにとってストレスにならな
いよう運用するべく、事前の設計をしっかりと行う必要があるでしょう。
■ 関連URL
GaiaXソーシャルメディア ラボ http://gaiax-socialmedialab.jp/
株式会社ガイアックス http://www.gaiax.co.jp/jp/
Facebookマーケティング支援サービス http://gaiax-socialmediafactory.com/
株式会社ネオマーケティング http://www.neo-m.jp/
アンケートサイト「アイリサーチ」 http://www.i-research.jp/
■ 著作権表記
本リリースの引用・転載は、必ずクレジットを明記していただきますようお願い申し上げ
ます。
<例>「GaiaXソーシャルメディア ラボとインターネット調査のネオマーケティングが実
施した調査結果によると・・・」
(C) 2012 GaiaX Co.Ltd. All rights reserved.
(C) 2012 NEO MARKETING Inc. All rights reserved.
■ 株式会社ガイアックス 概要(2012年3月末現在)
設立:1999年3月5日
資本金:1億円
代表執行役社長CEO:上田祐司
従業員数:163名
本社所在地:東京都品川区西五反田1-21-8 KSS五反田ビル8F
事業内容:ソーシャルメディア構築・運営・投稿監視や、ソーシャルアプリサポートな
ど、ソーシャルメディア・アプリに関わるすべての法人向けサービスを提供
■ 株式会社ネオマーケティング 概要(2012年9月末現在)
設立:2000年10月
資本金:3,330万円
代表取締役:橋本 光伸、小林 康裕
本社所在地:東京都渋谷区渋谷3-26-18 矢倉ビル6F
事業内容:マーケティングリサーチの企画・設計・実査・集計・分析、マーケティング戦
略企画立案コンサルティング、マーケティングリサーチに関する調査研究、ネットリサー
チシステムの開発・運用