2011年06月22日11:30 【プレスリリース】
~アメリカンホーム保険会社、女性の「疲れ」に関する実態調査~『アメリカンホーム保険会社調べ』
アメリカンホーム保険会社(日本における代表者 社長 橋谷 有造)は、2011年4月22日~4月25日の4日間で市場調査を実施、20歳~49歳の女性有職者および専業主婦に対し、女性の「疲れ」に関する実態調査をインターネットリサーチ(モバイルリサーチ)で実施し、1,002名(20代334名・30代334名・40代334名)の有効回答サンプルを得ました。
◆「最近疲れを感じている」女性の9割弱
◆疲労の原因「家事・仕事」8割、「睡眠不足」4割、「金銭的な不安」3割、
関東の女性「地震・余震」5割半、
20代女性「上司・部下との付き合い」4割、30代女性「花粉症」2割半
◆女性のお疲れサインは「肩から」4割半、「肌から」3割半
仕事や家事に忙しく働く女性の「疲れ」の実態を明らかにするため、女性有職者および専業主婦に対して、疲労のレベル・原因・癒し・発散方法等に関して調査をしました。
全回答者(1,002名)に、最近1ヶ月間でどのくらい疲れを感じているかを単一回答形式で聞いたところ、「疲れを感じている」が9割弱(「非常に疲れを感じている」35.8%、「やや疲れを感じている」51.8%の合計)、「疲れを感じていない」が1割強(「あまり疲れを感じていない」11.3%、「全く疲れを感じていない」1.1%の合計)となりました。
また、「疲れを感じている」と回答した女性有職者は90.0%で、疲れを感じている専業主婦(79.3%)より10.7ポイント高くなりました。
次に、「疲れを感じている」と回答した878名に対し、最近1ヶ月間で疲れを感じた主な原因を複数回答形式で聞いたところ、「家事・仕事」が80.5%で最も多くなりました。次いで「睡眠不足」(39.3%)が4割、「地震・余震」(32.8%)と「金銭的な不安」(30.6%)が3割台で続きました。「地震・余震」の項目を疲労の原因に挙げた関東地方在住者は56.2%に達し、関東地方在住の女性では「家事・仕事」に次ぐ疲労の原因となりました。
また、疲労の原因を年代別でみると、20代女性の39.2%が「上司・部下との付き合い」と回答し、30・40代女性よりも25ポイント以上高くなったほか、「残業」「通勤」「同僚との付き合い」といった仕事に関係した項目と「睡眠不足」の項目で30・40代女性より10ポイント以上高くなりました。また、30代女性の2割半(24.4%)が「花粉症」を疲労の原因に挙げ、他年代より高い回答割合となりました。
さらに、全回答者(1,002名)に対し、心の疲れが溜まるとお疲れサインは体のどこに出るかを複数回答形式で聞いたところ、最も多かったのは「肩」で45.5%となりました。次いで「肌」(35.6%)が3割半、「目」(31.5%)と「頭」(31.3%)が3割強、「胃腸」(27.4%)が3割弱で続きました。
◆疲労を癒してくれたのは「ボディマッサージ」3割半、「女子会」3割、「ペット」2割
◆疲れたときに食べたくなる食材 1位「牛肉」 2位「柑橘類」 3位「にんにく」
◆疲れたときにそばにいて欲しい男性 20代「向井理」、30・40代「福山雅治」
次に、体や心の疲労に対する癒しについての質問を行いました。
全回答者(1,002名)に、疲れを癒すために経験したことを複数回答形式で聞いたところ、1位は「ボディマッサージ」(36.2%)となりました。次いで2位は「女子会」(30.5%)で3割、3位の「足つぼマッサージ」(25.1%)と4位の「岩盤浴」(24.4%)が2割半、5位の「ペットとのコミュニケーション」(20.6%)と6位の「リンパマッサージ」(20.3%)が2割で続きました。体を動かす「スポーツジム」(11.9%)「ホットヨガ」(3.1%)などの癒しよりも、体や心を休めるマッサージや同性の友人・ペットとのコミュニケーションなどの癒しを求めている傾向がわかりました。
また、全回答者(1,002名)に、疲れを感じたときに食べたくなる食材を複数回答形式で質問したところ、「牛肉」との回答が最も多く25.0%でした。次いで「オレンジなどの柑橘類」(21.3%)、「にんにく」(20.4%)、「豚肉」(20.4%)、「甘いもの・お菓子」(19.1%)が約2割で続きました。疲れを感じると肉料理やにんにくを効かせたスタミナ料理を食べたくなる女性が多いようです。
次に、「疲れたときにそばにいて欲しい」と思うイメージの男性有名人を自由回答形式で質問したところ、「向井理」さん(84件)が最も多くの支持を集め1位になりました。2位は「福山雅治」さん(71件)でした。
疲れたときにそばにいて欲しい男性有名人を年代別でみると、20代女性の1位は「向井理」さん(43件)で、30・40代女性の1位は「福山雅治」さん(30代女性31件、40代女性30件)になりました。
◆女性の4割弱がネットでストレス発散 20代6割弱、未婚女性5割弱
◆ブログ・SNSで愚痴を投稿 2割半の女性が経験
◆女性の2割強が愚痴ツイートを経験
次に、全回答者(1,002名)に、インターネット上で愚痴や文句を発してストレスを発散した経験があるかを質問したところ、「発散した経験がある」が38.5%となりました。
インターネット上でストレスを発散した経験を年代別でみると、20代女性の57.5%は「発散した経験がある」と回答し、30代女性(35.3%)よりも22.2ポイント、40代女性(22.8%)よりも34.7ポイント高くなりました。また、婚姻状況別にみると、未婚女性の48.0%がインターネット上でストレスを「発散した経験がある」と回答し、既婚女性(28.5%)より19.5ポイント高くなりました。
また、ストレス発散に利用したWebサイト・方法をみると、「ブログ記事やSNSの投稿」でストレスを「発散した経験がある」と回答した割合が最も高く24.9%となりました。次いで「つぶやき(Twitter、mixiボイス、GoogleBuzzなど)」が21.4%、「ブログ記事やSNSのコメント」が17.0%となりました。「チャット(メッセンジャーなど)」(9.6%)や「掲示板(2ちゃんねる、Yahoo!掲示板など)」(5.2%)でストレスを発散する女性は1割以下でした。インターネット上でストレスを発散するときは、ブログやSNSがよく利用されていることがわかりました。
◆心配な病気 乳がん54.1%、子宮がん53.3%、子宮筋腫37.0%、卵巣がん35.7%
◆喫煙女性の5割弱、卒煙女性の2割が肺がんを心配
次に、将来心配な病気について質問を行いました。
全回答者(1,002名)に、将来心配な病気を複数回答形式で質問したところ、「乳がん」が54.1%で最多になり、次いで「子宮がん」53.3%、「更年期障害」50.6%、「認知症」45.7%、「子宮筋腫」37.0%、「卵巣がん」35.7%、「糖尿病」35.0%、「子宮内膜症」29.1%、「脳卒中」26.8%、「胃がん」26.5%、「卵巣腫瘍」25.0%、「骨粗しょう症」23.7%となり、女性の多くが女性疾患に対する不安を抱えている実態が明らかになりました。
また、将来心配な病気を喫煙習慣別にみると、喫煙女性の48.7%が「肺がん」を挙げ、煙草を以前吸っていて今は辞めている卒煙女性(20.2%)よりも28.5ポイント、煙草を全く吸わない非喫煙女性(11.2%)と比べると37.5ポイント高くなりました。
また、将来心配な病気に「脳卒中」を挙げた269名のうち、41.6%が心の疲れが溜まると「頭」にお疲れのサインが出ると回答しており(全回答者1,002名では31.3%、10.3ポイント差)、将来心配な病気に「胃がん」を挙げた266名では、43.2%が「胃腸」にお疲れサインが出ると回答しています(全回答者1,002名では27.4%、15.8ポイント差)。疲れたときに不調などのお疲れサインが出る箇所の疾患を、より心配しやすい傾向があることがわかりました。
◆東日本大震災後、勤務先で「節電意識が高まった」65.5%、関東地方では83.8%
「災害対策が強化された」36.7%、「勤務先メンバーの結束力が増した」24.3%
「仕事や残業時間が減少」22.2%、「体調不良者や病欠者が増加」15.5%
次に、疲労の原因として3割強が挙げた「地震・余震」に関連し、東日本大震災後に変化した勤務先の状況を聞いてみました。
女性有職者(780名)に、「節電意識が向上した」「災害対策が強化された」「勤務先メンバーの結束力が増した」「体調不良者や病欠者が増加した」「仕事や残業時間が減少した」の項目にそれぞれどの程度あてはまるかを単一回答形式で質問したところ、震災後に「節電意識が向上した」との項目では65.5%が「あてはまる」(「非常にあてはまる」、「ややあてはまる」の合計)と回答しました。計画停電の実施された関東地方在住者で83.8%、一方、近畿地方在住者においても45.2%と半数近くに達しました。
次いで、「災害対策が強化された」の項目では、「あてはまる」が36.7%(関東地方50.0%、近畿地方20.0%)、「勤務先メンバーの結束力が増した」では24.3%(関東地方36.2%、近畿地方12.6%)、「仕事や残業時間が減少した」では22.2%(関東地方33.6%、近畿地方14.8 %)、「体調不良者や病欠者が増加した」では15.5%(関東地方25.5%、近畿地方8.1%)となりました。東日本大震災や電力不足の影響で勤務先の状況や勤務先のメンバーの意識が変化した一方、疲労の蓄積から体調を崩し病欠する方も発生している実態が明らかになりました。
会社概要
■会社名 :アメリカンホーム保険会社
■代表者名 :日本における代表者 社長 橋谷 有造
■設立 :1960年
■所在地 :東京都墨田区錦糸1-2-4 アルカウエスト21階
■業務内容 :損害保険業
■ホームページ :http://www.americanhome.co.jp/