2013年03月06日10:00 【プレスリリース】
マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社 マイクレル社、新型6A/3A同期バックレギュレータを、HyperLight(R) Load技術により、 最大93%のピーク変換効率を最小基板面積で提供
米アナログ、高帯域通信、イーサネットICソリューションの業界のリーダーである米国マイクレル・セミコンダクタ社の日本法人マイクレル・セミコンダクタ・ジャパン株式会社(以下:マイクレル社、横浜市西区みなとみらい 代表取締役社長:山本一博)は、HyperLight Load技術を搭載した4MHz PWM 6A/3A同期バックレギュレータファミリ、MIC23603/303を本日発表。
新製品のMIC23603/303に実装された独自特許アーキテクチャにより、フルPWM動作時の出力リップルがわずか5mVという最先端の過渡性能を提供する。MIC23603/303では、低損失な独自のパワーMOSFETと、マイクレル社特許の コンスタントオンタイムDC-DCスイッチングコンバータスキームを組み合わせて、無負荷時消費電流がわずか24μAで、最大6A/3Aの出力電流を提供する。MIC23603/303は、超高速過渡応答および軽負荷効率が重要な、FPGA、ASIC、DSP ICのセットトップボックス、ポータブル機器、自動車機器類のアプリケーションに最適。MIC23603は現在量産品の発注が可能で、価格は1000個ロットでの単価が$1.08から。MIC23303の価格は1000個ロットでの単価が$0.49から。
「MIC23603/303は、効率、最小のサイズ、過渡応答などクラス最高の組み合わせおいて競合を凌駕しており、多くの機器に適している。」と、マイクレル社LPS(Linear and Power Solutions)部門マーケティング部長のBrian Hedayati氏は述べる。「システム電源設計者は、お客様の需要に対応する高い性能/機能を提供しつつ、バッテリ寿命の延長のために、電力効率の最適化に継続的に努力しなければならない。マイクレル社特許のHyperLight Loadアーキテクチャでは、機器が低電力モード動作時に高い電力変換効率を提供しながら、消費電力が急増した際にも正確な電源レール電圧を維持する高速過渡応答性を提供している。」
MIC23603/303の特長は、Power Good (PG)出力、プログラマブルなソフトスタート、非常に低い無負荷時消費電流(24μA)。MIC23603は放熱性に優れた小型の20ピン4mm x 5mm DFNパッケージ、MIC23303は12ピン 3mm x 3mm DFNパッケージに搭載されている。これらのソリューションは、低電圧動作機器用に0.65V~3.6Vの出力電圧可変範囲を提供している。さらに、これらのデバイスは、リチウムイオン電池機器用に2.9V~5.5Vの幅広い入力範囲を提供している。またデバイスは、-40℃~+125℃の接合部温度範囲で動作する。
製品詳細、データシートはこちらから入手可能(英文)。
http://www.micrel.com/_PDF/MIC23603.pdf
http://www.micrel.com/_PDF/MIC23303.pdf
マイクレル・セミコンダクタについて
マイクレル社はグローバルな半導体サプライヤーとして、アナログ、イーサネット、広帯域通信に使用されるICソリューションを世界市場に提供している。同社製品には最先端のミクスドシグナル製品、アナログ製品、パワー半導体、高性能通信用スイッチ、クロック管理スイッチ、イーサネット・スイッチおよびPHY製品がある。ユーザーにはエンタープライズ、民生、工業、モバイル、通信、自動車、コンピューター製品などの有力メーカーが含まれる。
本社と最先端のウエハー製造設備は米国カリフォルニア州サンノゼにあり、米州、欧州、アジア全域に地域販売代理店とカスタマーサポートの拠点、先端テクノロジーのデザインセンターがある。さらにマイクレル社は世界に広範な流通販売網と代表事務所を保持している。
詳しい情報はhttp://www.micrel.jp/から入手可能。
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