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ザイリンクス株式会社 ザイリンクス、次世代 Smarter Network やデータ センター向けソリューションを発表、ますます拡大するASICおよびASSP のギャップを解決 All Programmable デバイス ポートフォリオに SmartCORE IP とARM プロセッサをベースとするスマート機能を結合

ザイリンクス社(本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ : XLNX)は3 月 4 日 (米国時間)、次世代のSmarter Network とデータ センターをターゲットとし、ASIC や ASSP が生み出している大きなギャップを埋めるソリューションを発表した。ザイリンクスはこうしたギャップに取り組むにあたり、同社の All Programmable FPGA や SoC、3D IC を活かすため、SmartCORE(TM) IP ポートフォリオに加え、重要な各種アプリケーションの専門家とサービスを数多く獲得し開発してきた。これらのソリューションがターゲットとするのは、ファブリックを重視するインテリジェント データセンターおよび SDN (ソフトウェア ディファインド ネットワーク) や、LTE および LTE アドバンスト ワイヤレス HetNets (ヘテロジニアス ワイヤレス ネットワーク) 向け「マルチバンド」SON (セルフ オーガナイジングネットワーク)、高い可用性と低レイテンシ、低ジッタかつ高 QoS (クオリティ オブ サービス) が求められる 400G および Nx100G OTN ソリューションを短期間で開発し、差別化し展開する必要に迫られている顧客である。
■画像:SmartCORE IP
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Web掲示期限 2013年03月16日(土)まで
ザイリンクスのシニア バイス プレジデント兼通信事業ユニット ゼネラルマネージャーであるクリシュナ ランガサイ (Krishna Rangasayee) は、「OTN のようなアプリケーションでは ASIC と ASSP が驚くほどの速さで姿を消しつつあります。デザイン コストの急騰とデバイス要件の多様化に加え、インテリジェンスや適応性への要求が高まっているためです。同じような傾向が、次世代ワイヤードおよびワイヤレス ネットワークやデータ センター全体にわたって拡がっています。また、ザイリンクスの主な顧客も、『右に倣え』式の機器デザインがなくなったと言っています」と述べている。

 

■ASIC と ASSP の拡大しつつあるギャップに取り組む
数多くの ASICおよびASSP ベンダが以下のような問題に直面している。

1. 次世代システムに求められるインテリジェンス、柔軟性、適応性を全て満たすという課題。
2. 急速に変化するネットワーキングとデータ センターの規格やアプリケーション需要に対応する課題。
3. 提供できる「secret sauce (シークレット ソース)」では、各顧客の差別化を効果的に助けることが難しい。

 

こうした課題に加え、IC のデザイン コストの急騰やデザイン サイクルの長期化により、顧客にとってソリューションのギャップが大きくなっている。ASSP や ASICは、市場投入までの期間が長いので OEM 企業や事業者のニーズに応えられない、過剰なデザインのため多様な顧客ニーズを満たすことができない、ターゲット アプリケーションに最適化できない、顧客のエンド プロダクトの差異化を実現する能力が限られているといった問題がある。顧客がASIC / ASSP ベンダのソリューションを採用する際、こうしたいくつものギャップに直面するケースが多くなっている。

 

■よりスマートなシステム向けの SmartCORE IP ビルディングブロック
ザイリンクスの SmartCORE IP を、ARM(R) プロセッサをベースとした同社のZynq(TM)-7000 All Programmable SoC や FPGA、3D IC と組み合わせて用いることによって、データ センター セキュリティ機器や、リソースを最適化できる TOR (トップオブラック) スイッチ、そして、きわめて効率的なモバイルバックホール モデムやスマート有線アクセス機器にいたる、きわめて広範な次世代アプリケーションに対応可能なテクノロジ基盤を実現できる。SmartCORE IP をベースとするソリューションをほんの数例だけあげてみよう。

 

1. 100G 以上の OTN ネットワーク向けの「サービス レベルが検知可能な」パケット ベースのプロセッシング ソリューション。QoS をダイナミックに調整する機能を備える。

2. LTE および LTE アドバンスト無線通信向けの クラス 1 MC-GSM パワーアンプ線形化用 DPD および CFR。カスタマイズ可能で、60 MHz の転送帯域幅を持ち、ARM プロセッサをベースとするコントロール機能を内蔵する。

3. 80 Gbps データ センター NIC ソリューション。 粒度が高いトラフィック管理により多数のトラフィック フローを提供でき、新サービスや関連サービスの収益化が可能。

 

■「secret sauce (シークレット ソース)」を実現できるIPやサービス
顧客は、高い柔軟性を持つザイリンクス All Programmable デバイス上でSmartCORE IP をそれぞれの方法で迅速に組み合わせてよりスマートで適応性が高いアルゴリズムや機能を実現することによって、自身の差別化を可能にする「secret sauce (シークレット ソース)」を加えることができる。こうした差別化要因は、プログラミング可能なハードウェアや、ARM プロセッサをベースとするプログラマブル ソフトウェアに実装できる。ザイリンクスはアプリケーション専門家を通じて初期のアーキテクチャ デザイン段階における顧客のデザイン最適化を支援するほか、IP のカスタマイゼーションやシステムデザインのフルサポートを必要とする顧客には先進的なデザイン サービスを提供する。ザイリンクスは過去 2 年以上にわたり、Smarter Solution を獲得 / 開発するとともに、最も先進的な顧客との協力を通じて、幅広いアプリケーションにおいて 200 を超える ASIC と ASSP を置き換えてきた。

 

Smarter Network およびデータ センター向けのザイリンクスのソリューションについて、詳しくは
http://japan.xilinx.com/applications/smarter-networks/index.htm を参照されたい。

 

■ザイリンクスについて
ザイリンクスは、All Programmable FPGA および SoC、3D IC の世界的なリーディング プロバイダーである。業界をリードするこれらデバイスを次世代設計環境および IP と共に提供することで、プログラマブル ロジックからプログラマブル システム インテグレーションまで、幅広いユーザー ニーズに応える。詳しい情報は、ウェブサイト

japan.xilinx.com で公開している。

 

※ ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。ARM は EU およびその他の国での ARM の登録商標および商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

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