2013年03月19日16:30 【プレスリリース】
◆ 「二十歳になる女の子に贈りたい梅酒」をコンセプトに ◆ 和歌山大学の女子学生7人と共同で商品化 ◆ ネックレスを付けたピンク色の“さくら梅酒” 発売 ◆ 乙女心は“カワイイ”と“飲みやすさ”
和歌山の酒造大手で梅酒約35種類を製造販売する
中野BC(和歌山県海南市)は、
和歌山大学観光学部の女子学生7人で結成されたサークル「梅酒研究所」と、
「二十歳になる女の子に贈りたい梅酒」をコンセプトに、
国産の桜シロップを梅酒に加えたピンク色の“カクテル梅酒”
「blossom(ブロッサム)~さくらの梅酒~」(500ml/3150円)を共同開発しました。
2013年3月27日(水)から
当社ホームページと社内販売所「長久庵」で発売します。
新商品は当社と学生が、
昨年5月から約10カ月間をかけ、
毎月の会議で意見交換や試作品の試飲などを重ねながら、
コンセプト、梅酒の色、飲みやすい味、ボトル、デザインまで全てを共同で企画開発しました。
女子学生がこだわった点はおいしさに加え、
「飲みやすさ」と「可愛さ」です。
桜シロップの香りとやわらかな甘味がアルコール感を和らげるとともに、
アルコール度数も低めの10度に設定、
特に“カワイイ”という感性は女子学生たちならではで、
「ピンク色の梅酒」「桜の花をチャームにあしらったネックレスをボトルに飾る」
「ボトルは女性のような丸みのある瓶を」「栓はコルクを使用」など
随所に、彼女らの斬新なアイデアを採用しています。
また本商品の売上の一部(1本100円)は、
和歌山県内でボランティアを行う学生らに活動費を助成する
「わかやま若者地域活動支援基金(仮)」(県内公益財団法人が
平成25年度内に設置)に寄付します。
当社としては県内で活躍する学生たちの支援につながればと考えています。
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■ 収穫期前半に仕込んだ若い梅酒を使い、
桜の香りを引き立たせることに成功
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新商品開発に際しまず決めたのが、
女子大生の後輩にあたる「二十歳になる女の子に贈りたい梅酒」というコンセプトです。
そこから「二十歳はピンクの桜の開花のように美しく花ひらく瞬間」と話が膨らみ、
ウメの香りは桜の香りをよりふくよかにする相性の良さも後押しとなり、
桜シロップを使った梅酒づくりに着手します。
最も苦労した点は、
桜の香りを残し引き立たせることでした。
そこで、原酒(ベース)となる梅酒には、
収穫期前半に摘み取った完熟度合いが浅く、
フレッシュな桃のような香りがわずかにする紀州南高梅で仕込んだ梅酒を使用することに。
酒蔵で仕込んでいる56基のタンクの中から、
昨年6月初旬に収穫したウメで漬け込んだ若いタンクを、
梅酒杜氏が選定しました。
完熟度の高い芳醇な香りのウメではなく、
フレッシュな香りと味わいのする若いウメで仕込んだ原酒を使うことで、
桜の香りを引き立たせることに成功。
その後も桜シロップの選定や量、アルコール度数などを微調整しながら、
商品を完成させました。
口に含むと淡い桜の花の香りがし、
あとにフレッシュな梅酒の味と香りが残る、
さらっとした飲みやすいカクテル梅酒です。
ロックはもちろん、冷やしてワイングラスでオシャレに楽しんでいただいたり、
より爽やかに味わえる炭酸割りもオススメです。
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■ 女の子のキーワードは「カワイイ」!ネックレスをボトルに
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今回の梅酒は“二十歳になる全ての女の子たちに
、大人への第一歩としてお祝いに贈って欲しい”という女子大学生の想いがこもっています。
日本酒の祝い酒のように金箔を入れており、
ボトルを揺らすとピンク色の中で金色がキラキラと輝き(右写真)、
思わず「カワイイ」と笑顔がこぼれるお祝い向けの商品に仕上がっています。
ピンクのきれいな梅酒をより美しくみせるため、
女性らしい丸みのあるボトルを選び、胴部のラベルも排しました。
かわりに可愛らしさのアクセントとして、
桜の花びらの形をしたチャームのついたネックレス兼ブレスレットをボトルネックにぶら下げています。
贈り物としての“想い”が、飲み終えたあとも宝飾品として残ります。