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KALRAY JAPAN 株式会社 組み込みシステム開発技術展(ESEC)で高性能メニーコアープロセッサーのデモ

Kalray社は5月8日から東京ビッグサイトで開催される組み込みシステム開発技術展において、28nm 256コアーのメニーコアープロセッサーを使用した開発プラットフォームによるアプリケーションのデモを行います。ビデオ画像処理、画像認識、高速データ処理、3D拡張リアリティー等々の分野でこのプロセッサーの性能を確認できます。

KALRAY 社、ESEC(組込みシステム開発技術展)で新製品のデモ
KALRAY社は5月8日から東京ビッグサイトで開催されるESECでMPPA® 256coreプロセッサー を利用した低消費電力、高性能のデモを行います。

これらはKALRAYが注目しているリアルタイム産業用ビデオプリプロセシング及びエンコーディング、高性能暗号化処理、シグナルプロセシング、拡張リアリティー、及びその開発ツールです。
MPPA MANYCOREプロセッサーは消費電力当たりで優れた演算能力持つデバイスの一つであり、組込みソリューションにブレイクスルーをもたらします。ESECではKALRY社の開発プラットホームであるMPPA DEVELOPRを利用しこの能力を数々のアプリケーションで見せます。

Kalray社は西展示棟10-20で以下のデモを行います。
*ビデオ信号処理:MPPA-256メニーコアプロセッサーのリアルタイム産業用高品質ビデオのプリプロセシング、コーディング、トランスコーディング能力のデモ。このデモでは通常、高コスト、高消費電力でプログラム作成が大変なFPGAやASICが受け持っている演算タスクを肩代わりできる、同プロセッサーの処理能力の高さがハイライト。

*データプロセシング:またこのプロセッサーはホストコンピューターと大量の処理やデータをやり取りできる加速ボードとしても利用可能。ここではPCI Express Gen 3経由で大量のAES 暗号化処理アプリケーションをこなす能力をデモします。プロセッサーの256個のコアーが消費電力当たりのベストプロセスパワーを提供するように最適に組み合わされています。

*拡張リアリティー:高性能SLAM アルゴリズムで、リアルタイムAR画像を移動可能端末(例えばタブレット型)でも利用できる程度の消費電力で創り出せる 3D拡張リアリティーのデモ。

*シグナルプロセシング:高い演算能力が求められる、産業用で幅広い分野のアプリケーション(GSM、 WiFi、レーダー、医療画像、音声認識等々) に必要な信号処理アルゴリズムをMPPA MANYCOREソフトウェアーで処理。

*MPPAソフトウェアー: 上記の数々のアプリケーションはKALRAY 社の開発ツールであるMPPA ACCESSCOREを利用してお客様が設計されたもの。MPPA ACCESSCOREは業界標準のC/C++プログラミングツールをベースにEclipse開発環境に組み込まれています。
全てのデモはKALRAY 社の旗艦製品であるMPPA DEVELOPPERワークステーション上で実行され、1チップの消費電力5W程度でピーク値700 Gops、230 GFlopsに達するMPPA-256の能力を利用しています。 MPPA独特の演算パワーと低コスト(FPGA、ASIC比較)及び高レベルのプログラミングツールの組み合わせが、広範囲の組み込みアプリケーションで生産性と市場投入時間の短縮を可能にします。

ESEC 西展示棟10-20へ是非お越しください。

Kalrayについて

Kalrayは2008年に設立された高性能アプリケーション向け新世代メニーコアプロセッサーを開発・販売するファブレスの半導体及びソフトウェアー会社。代表的なアプリケーションとしては画像及び音声の信号処理、科学計算、通信インフラ、指揮管理等々。STMicroelectronics社の元副社長、Joël Monnierが従業員55人を率いフランス国内の投資ファンド、個人投資家、OSEO(革新的なプロジェクトに対してSME開発銀行が援助するフランスの公共機関)が支援している。 Kalrayの技術はCEA(仏原子力庁)所属研究機関の30人も協力している。なを、追加情報はhttp://www.kalray.euへ。

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