経営やビジネスに特化したニュースメディア

  • 掲載記事数: 12127件
Home > プレスリリース > 日立電線株式会社 100G/40Gイーサネットスイッチ「Apresia26000シリーズ」を開発 ―通信事業者向けイーサネットスイッチのラインアップ強化―

日立電線株式会社 100G/40Gイーサネットスイッチ「Apresia26000シリーズ」を開発 ―通信事業者向けイーサネットスイッチのラインアップ強化―

日立電線株式会社は、このたび100G/40Gイーサネットに対応したシャーシ型の通信事業者向けイーサネット*1スイッチ「Apresia26000シリーズ*2」を開発しましたので、お知らせします。2013年9月末に販売を開始する予定です。

これまで当社では、通信事業者の高品質なサービスを可能とする、様々な特長機能を開発し、それらを実装したイーサネットスイッチApresia18000/16000/12000/8000/6000シリーズを提供してきました。これらはモバイルバックホール及び広域イーサネット網に、数多くご採用いただいております。
こうした実績を積み重ねる中、携帯端末の高性能化等による通信サービスのさらなる大容量通信化に対応したイーサネットスイッチのニーズが高まってきました。このような要求にこたえるため、このたび当社は、100G/40Gイーサネットに対応したシャーシ型イーサネットスイッチ「Apresia26000シリーズ」を開発いたしました。

Apresia26000シリーズは、通信事業者の要求仕様であるネットワーク遠隔保守・管理機能Ethernet OAM*4やMAC*5カプセル化通信技術(PBB*6、EoE*7)を搭載しております。また、当社独自のL2イーサネットリングプロトコルでハードウェア制御による高速切り替え(50ミリ秒以内)が可能なリング型冗長化機能FCRP*8を搭載しており、障害が発生した場合はネットワークを高速に復旧し、ネットワーク全体への影響を最小限に抑えることができる設計になっております。さらに、低消費電力(当社従来機種比較)を実現しているほか、RoHS*9に対応するなど環境面にも配慮しております。 
今般、Apresia26000シリーズが新たにラインアップに加わることにより、国内の通信事業者に限らず、海外の通信事業者のモバイルバックホールや広域イーサネット網へ100G/40Gイーサネットに対応したAPRESIAを提案できるようになります。

これからも当社では、APRESIAシリーズのラインアップを拡充することで、イーサネットスイッチ市場での当社のプレゼンスを向上させ、APRESIAシリーズのさらなる売上げの拡大を図ってまいります。
以 上 

■商品紹介URL
http://www.apresia.jp/products/sp/ap26000/index.html

*1 イーサネットは、富士ゼロックス株式会社の登録商標です。Ethernetは、米国ゼロックス社の製品名称です。
*2 APRESIAは、日立電線株式会社の登録商標です。
*3 Ethernet OAM は、Ethernet Operations, Administration, Maintenanceの略で、IEEE802委員会が「IEEE802.1ag」として標準化したほか、ITU-Tにおいても国際勧告「Y.1731」として標準化されたイーサネット網の保守・管理機能のことです。
*4 MACとは、Media Access Controlの略で、伝送制御技術の一つです
*5 PBBとは、Provider Backbone Bridgesの略で、IEEE802委員会において「IEEE802.1ah」として標準化されたMACカプセル技術で、広域イーサネットの利用者増加と負荷低減を同時に実現できます。
*6 EoEとは、Ethernet over Ethernetの略で、イーサネットスイッチによるMACカプセル技術のことです。
*7 FCRPとは、Fast CCM Ring Protectionの略です。FCRPは、日立電線株式会社の登録商標です。
*8 RoHS (Restriction of the Use of Certain Hazardous Substances in Electrical and Electronic Equipment)は、EU (ヨーロッパ連合)における電気・電子機器に対する特定有害物質(鉛、カドミウム、六価クロム、水銀、ポリ臭化ビフェニル、ポリ臭化ジフェニルエーテル)の使用制限に関する指令のことです。

この記事をソーシャルブックマークやミニブログへ登録・共有する

Twitter

Twitterでも配信中です。

アクセスランキング