2013年07月22日10:00 【プレスリリース】
ユーブロックス社のLISA 3G通信モジュールがソフトバンクモバイルの900/2100 MHz帯域の接続許可を取得。 - 日本の大手通信事業者がユーブロックス社のWCDMAモジュールの接続を許可 -
スイスのu-blox AG(日本法人:ユーブロックスジャパン株式会社、東京港区、代表 仲 哲周) は本日、大手
移動体信事業者のソフトバンクモバイル株式会社(東京港区、以下 ソフトバンクモバイル社)によりユーブロ
ック社のLISA-U270 UMTS/HSPAモジュールの接続が許可されたことを発表しました。これにより、弊社顧客は日
本の900/2100 MHz向け市場のM2M製品にLISA-U270モデムの設計が可能になります。主なアプリケーションとして
は、POS端末やATM端末、車両追跡、産業機器監視、各種メーター、セキュリティ関連製品等のシステムが考えら
れます。
「ソフトバンクモバイル社が接続許可したLISA-U270は、ユーブロックスの3G通信モジュールとしては、3番目の
製品であり、弊社通信モジュールへの期待をいただいているものと考えます。 ソフトバンクモバイル社の広域
3Gネットワーク上で動作可能な3G通信モジュールの選択肢を弊社顧客に提供できることをうれしく思います」と、
仲 哲周(カントリー・マネージャー)は述べています。
LISA-U270は、先端の組み込み型WCDMA用通信モジュールです。 ソフトバンクモバイル社のWCDMAネットワーク
上で音声とデータの高速転送が可能で、自動車や産業アプリケーションに最適です。またテレマティクス・アプ
リケーションにも対応し、ユーブロックス社のGPS、GLONASS、QZSSレシーバーの搭載が容易です。
LISAモジュールはSMTフォーム・ファクターで提供され、小型フットプリントで、どのようなアプリケーション
・ボードにも実装が容易です。 同時にユーブロックス社のLEONやSARA(GSM/GPRS通信モジュール)への移行が
簡単に行えるソリューションを提供しています。 ユーブロックス社独自のA-GPSサービスとCellLocate測位技
術が内蔵されていますので、屋内測位を含む先進テレマティクスと追跡アプリケーションが容易になります。
特長としては、GPRS/EDGE(クアッドバンド対応)、低消費電力(アイドル・モードで1.5 mA)、動作温度範囲-
40~+85℃などがあります。 また、アンドロイドとエンベデッド・ウィンドウズ向けRILソフトウェアがユーブ
ロックス社から無償で提供されます。
LISAモジュールはISO/TS 16949認証工場で製造され、ISO 16750(車両搭載の電気・電子機器に長い寿命と高い
信頼性を与えるための環境条件と電気テスト)に基づいて完全な品質管理が行われています。
ユーブロックスについて
ユーブロックス(SIX:UBXN)はスイスを本拠にし、民生、産業および自動車市場向けに測位用半導体ソリューショ
ンとワイヤレス通信用半導体ソリューションを提供する世界的リーダーです。同社のソリューションにより、
人、自動車や機械等がそれぞれの位置を正確に決定し、さらに音声、テキスト、ビデオでワイヤレス通信を行う
ことができます。ユーブロックスはチップ、モジュール、ソフトウェアの各ソリューションを多種用意して独自
の地位を占め、OEMメーカーの皆様が革新的で、個人的、専門家的、あるいはM2Mソリューションを迅速かつ廉価
に開発するお手伝いをしています。ユーブロックスはスイスのタルウィルに本社を置き、世界の各地特に欧州、
アジア、米国に多くのオフィスを構えています。
詳細についてはhttp://www.u-blox.com/ja/をご覧ください。