2011年07月12日15:00 【プレスリリース】
アルデック・ジャパン株式会社 アルデック社がUVMトランザクション・レベルのビジュアル・デバッグ機能をサポート。
Henderson, NV 2011年7月11日、Aldec, Inc.(以下 アルデック社)は、本日、Universal VerificationMethodology(UVM)を、包括的なトランザクション・レベルのビジュアル・デバッグ機能と結合し、拡張サポートすることを発表しました。トランザクションのレコーディングや表示の新機能により、設計者はトランザクション処理用の基本メカニズムに対応することなく、Riviera-PRO 2011.06が提供する先進的なデバッグ環境を利用することができます。
アルデック社の副社長であるDavid Rinehartは次のように述べています。「UVM 1.0の実装によりRiviera-PROの立証されたデバッグ機能が、業界標準のアプローチと結合しました。Riviera-PROは再利用可能で拡張しやすい検証環境を構築し、設計者が最新の検証環境を理解しデバッグするための適切な方法を提供します。」
Riviera-PROは、新しいトランザクション・データビューワを既存の波形ウィンドウ上で使用することにより、トランザクション・データを解析することが可能です。トランザクション・データビューワでは、トランザクションをスプレッドシートとして表示し、豊富なナビゲーションやフィルタ機能が利用できます。すべてのデバッグツールは相互に統合されており、トランザクションの属性や相互依存関係、及びリンク付けられた信号間のクロスプロービングや表示を含むトランザクション・レベルの情報を、効率良く解析することができます。テストベンチとデザイン間の相互作用に関する広範な情報に基づいて、Riviera-PROユーザは、検証環境を大幅に視覚化することができます。
ビジュアル・トランザクションデバッグ機能の詳細情報については、下記の技術資料をご参照ください。
http://www.aldec.com/Technologies/Technology.aspx?technologyid=a9a1bcac-26b1-4443-9125-6eefea0
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ビジュアル・トランザクションデバッグ機能の利用について
新しいUVM 1.0トランザクション・レベルのデバッグ機能は、最新リリースのRiviera-PRO 2011.06で使用可能です。Riviera-PROの保守契約が有効でSystemVerilog検証をサポートしている製品をお持ちのお客様は無償となります。
Riviera-PROについて
Riviera-PROは、業界標準の検証ライブラリの最新バージョンであるSystemVerilog UVM 1.0, OVM 2.1.2,VMM 1.1.1aをサポートする、完全な検証プラットホームです。先進的なデバッグツールとの統合により、Riviera-PROは階層化、カバレッジドリブン、制約付きランダムの検証環境を構築し、最先端のASIC/FPGAデザインの機能検証のための理想的なプラットホームです。
Riviera-PROおよびAldecはアルデック社の商標です。
その他全ての商標または登録商標は当該各社に帰属します。
■お問合せ先
アルデック・ジャパン株式会社
宮島 健
〒160-0022
東京都新宿区新宿1-34-15 新宿エステートビル9F
TEL:03-5312-1791
sales-jp@aldec.com