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“母性経営”で売上UPに成功した奮闘記 ハイサワー3代目社長の笑顔になれる“ゆるめ”のビジネス書 発売

~3年の闘病生活では「なるようになるわよ」と乗り越えた感動秘話も~

 TBSサービス出版は、誕生30周年となる「ハイサワー」を製造・販売する博水社(東京都目黒区)の代表取締役社長 田中秀子が執筆した、「そうだ、私は社長なんだ!!―小さな会社、酒とナミダの奮闘記―」を、2011年8月3日(水)の「ハイサワーの日」※1 に発売します。
 ※1:日本記念日協会認定
 わ・る・な・ら・ハイサワーのCMでお馴染みの博水社は、2008年に田中秀子氏が3代目社長となり3年間、売り上げを着実に伸ばしています。
 本書ではその手法を、“母性経営”と“現場主義”という2つのキーワードをもとに紐ときます。
 社長という肩書にとらわれず、自ら試作部屋にこもり社内で寝泊まりし商品開発に没頭する姿や、商品を持ちエプロン姿でスーパーの店頭や居酒屋に立つ営業マンとしての顔、そしてその奮闘ぶりを、自身のユーモア溢れるエピソードとともに面白おかしく書きあげています。
社長の29歳からの3年間に渡る闘病生活についても記載、絶食状態で入院生活が続く中でも「なるようになるわよ」精神で乗り越えた感動秘話も紹介します。
 わずか社員22人の小さな会社の「酒とナミダの奮闘記」という、今までにない“笑顔になれるビジネス書”です。

■ “下から目線”の新しいスタイルのビジネス書

 本書の特長は、「母性経営」というキーワードをもとに「“ゆるくて”誰でも楽しめるビジネス書」に仕上げた点です。
 これまで社長が著者のビジネス書といえば、自身の成功体験や男性的な経営手法を伝える内容が多いとされてきました。本書は逆に、朗らかで笑顔を絶やさない“ゆるキャラ”の田中社長の母性的な経営手法を描いています。これまでにない“下から支える”新しい経営スタイルから読者に共感と勇気を与えます。
 震災や経済不況などの影響で世の中に見えない不安感が漂っています。そんな中、中小企業の社長や社員、さらに女性でこれから起業したいと思っている方に、女性ならではの経営視点で、「無理せず力を抜いて」「身の丈経営」「社長に就任しても仕事を楽しんで」といった温かいメッセージを送ります。

■ 一般消費者の“現場の声”が第一、社長自ら営業マンに

 博水社では、「情報は当社の宝物」を社内キーワードに掲げ、酒問屋・居酒屋・スナックの店員、一般消費者の“現場の声”を社員全員で共有し、商品作りや営業活動に活かしています。
 例えば、居酒屋等では焼鳥を焼く煙や香りなどによって、飲料に対する味覚はがらりと変化します。従って、新商品を開発する際には必ず、馴染みの店に出向き試飲を依頼、現場の声を反映しています。
 著者自身も社長という肩書に捉われず、自ら商品を持った営業マンとなり、また時には営業車の運転手にもなる、まさに“現場”で活躍する女性社長です。

■ ハイサワーの誕生~売り上げ減~復活までのストーリー

 「ハイサワー」は、約30年前に生まれ「わ・る・な・ら・ハイサワ~♪」のCMキャッチコピーがお茶の間に知れわたり、爆発的なヒット商品となりました。
 「○○ハイ」や「○○サワー」の語源とも言われるも、その後、缶チューハイの台頭などで売り上げが減少します。
 しかし2008年に著者が3代目社長に就任し、ハイサワー発売当時のお父さん世代からその子どもに目線をかえた「ハイサワー新PR作戦」も功を奏し、売り上げを回復させています。
 「ハイサワー」誕生から大ヒットまでの軌跡、売り上げ減少時の頃、ハイサワーという商品名が独り歩きしていることへの苦難、そしてお蔵入りレシピを復活させた「ハイサワーハイッピー」などの全てを網羅、ロングセラー商品の舞台裏やヒントが満載です。

書籍 概要

書籍タイトル
「そうだ、私は社長なんだ!!―小さな会社、酒とナミダの奮闘記―」
発売日 2011年8月3日(水)
発行 株式会社TBSサービス
著者 田中 秀子(たなか ひでこ)
定価 1,400円(税抜)
体裁 四六判・176頁

目次

まえがき
第1章 ハイサワー誕生 ― わが社のルーツ
第2章 私が3代目社長の田中秀子です!
第3章 母性経営のチャレンジ
第4章 未来につなぐ遊び心の新風
第5章 もう一つのライフワーク
あとがき

―著者 田中秀子 プロフィール―

 1960年 12月13日東京生まれ。小学校から高校まで家業の手伝いをする。
 高校卒業後、ニューヨークのバレエ学校に進むことが決まっているも、腰を痛めて夢を断念。
 山脇女子短期大学の英文科に入学、1982年の卒業と同時に博水社に入社。清涼飲料水やお酒の基礎知識がなく、東京農業大学の食品醸造学科に入学し勉強をやり直す。
 創業80周年となる2008年4月に三代目社長に就任。
 経営信条は「先輩社員には常に敬意を表し、虚勢を張らない、辞を低くして、自分の困っていることを正直に打ち明けて、周囲の意見を聞き経営に生かす」。「新旧全社員に分け隔てなく接し、両者の融和・融合を図ることが大切」と話す。
 「情報は当社の宝物」を社内キーワードに掲げ、酒問屋・居酒屋・スナック・一般消費者の声等を全員で共有化、商品作りに活かす。
 そうした姿勢で開発したのが、ノンアルコールのビールテイストの清涼飲料「ハイサワーハイッピー レモンビアテイスト」。
 2002年、約30年前に父が断念したビールテイストの商品開発に着手、当時のレシピから家族全員で試作を重ねること4年、2006年に完成した商品です。
 さらに家飲みブームに合わせ、“家でも飲みやすく”を追求し2009年には、「ハイサワー ホップ&レモン」を開発、当社のヒット商品に。
 現在、2児の母、NPO法人「アリス日本動物生命尊重の会」メンバーでライフワークとして保健所に収容された犬や猫の里親探しのボランティアにも精を出す日々。この活動についても著書の中で記載しています。
 趣味はジャズ。学生時代はライブハウスでプロのジャズシンガーとして活躍。現在は自称「宴会専門のジャズ歌手」。

― 販促に今までにないユーモアあふれる企画を実施 ―

・お尻のエンディングで有名なテレビ番組「タモリ倶楽部」でハイサワーをご紹介いただいた
 ことを記念しポスター、グラス、ブログパーツに美尻をあしらったオリジナル商品の販売
・公募形式でハイサワーの割り方を募集し、カレンダー形式で365通りのレシピを紹介する
 「ハイサワー365日カレンダー」
・約1600本分に相当する巨大ハイサワー模型を積んだ営業車「ハイサワー号」を制作

わ・る・な・ら・ハイサワーのCMで大ヒット
誕生30周年となる「ハイサワー」とは?

 博水社の看板商品ハイサワーは、1980年8月に完成、誕生30周年となる焼酎等を割る清涼飲料です。二代目社長が“我輩が作ったサワー”で“輩(ハイ)サワー”と命名し、商標登録も「ハイサワー」ではなく「輩サワー」で取得しました。
 諸説ありますが、このハイサワーが「ハイ」と「サワー」に分かれて、現在の「○○ハイ」や「○○サワー」の語源となったとされています。
 昨今は女性の飲酒率の増加や家飲みやハイボール人気もあり、ご家庭でハイサワーを楽しむ方が増えています。
 当社の商品は家庭用シェアが70%程度と高く、昨今、お酒の弱い方は清涼飲料として、強い方は様々なお酒の割り材として、個人に合った様々な楽しみ方で愛されています。

今年の一押し商品「ハイッピー」とは?

 「ハイサワーハイッピー」は、カロリー・プリン体ゼロのレモンビアテイスト飲料です。
 ホップの苦みと、シチリア島産のこだわりの“一番搾り”レモンの爽やかな酸味が特徴です。
 レモンの味・香り豊かな「レモンビアテイスト」と、レモンがほんのり香る「ビアテイスト」の2種類を発売しています。
 グラスに注ぐとビールを超えるクリーミーな泡立ちで、口当たりの良さも特徴です。
 焼酎やウイスキーで割るだけでなく、清涼飲料としてそのまま飲む方も多く、人気を集めています。

博水社 会社概要

社名 株式会社 博水社(英文表記:HAKUSUI-SHA)  [会社種別:非上場]
電話 03-3712-4179 お客様相談センター
創業 1928年
代表者 代表取締役社長 田中秀子 (2008年4月就任、三代目)
従業員数 22人 (全て正社員)
資本金 2000万円
売上 12億(11月決算)
所在地 〒152-0002東京都目黒区目黒本町6丁目2番2号
連絡先 電話:03-3712-4163
     FAX:03-3712-4883
     mail:info@hakusui-sha.co.jp
事業内容 ハイサワー・ジュースなど清涼飲料水製造・販売。
      取り扱い商品約60品
主要出荷地 日本、アメリカ

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