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◆ 農家指定で鮮度・熟度を追求、手摘みの大粒“完熟梅”のみを使用 ◆ 通常の1.5倍の仕込み量と熟成期間で芳醇な味わいに ◆ 琥珀色の“高級梅酒”「月向」、11/3~ネット販売開始

和歌山の酒造大手で梅酒約35種類を製造販売する、中野BC(和歌山県海南市)は、当社が販売する中でも最上級の梅酒「月向(げっこう)」(税込3000円・720ml)を600本限定で、2013年11月3日(日)から当社ホームページと社内売店「長久庵」で販売します。

「月向」は、独自の栽培手法で良質な紀州南高梅を生産するみなべ町の梅農家「月向農園」と当社が共同でつくる“高級梅酒”です。

ウメの収穫日と実の選別、漬け込む実の量や熟成期間まで、製造工程全てにこだわりました。

ウメの実は農園が本商品のために栽培、収穫しています。

特にこだわっているのが“ウメの収穫日”です。
通常、梅酒用のウメの収穫は、実が青いうちに行います。
一方「月向」は、養分を多く摂取した、自然落下する直前の少し黄や赤味がかった完熟寸前の実で、直径約5cmの大粒のみを、農家が「最高の日」と見極めた朝に手摘みします。

かつ透明度のある琥珀色の梅酒に仕上げるため、実を一粒一粒チェックし、無傷のもののみを選定しています。

仕込みには、通常の1.5倍の量のウメを使用。
またウメの実の状態をよく確かめられるよう、小さなタンクで仕込み、定期的に攪拌(かくはん)しながら、ウメのエキスを抽出しています。

攪拌作業では、漬け込んだ実が傷つき、果実のえぐみまで抽出しないように、丁寧に混ぜていきます。

約半年後に実を取り出したのち、当社で仕込む梅酒の通常の熟成期間より3カ月間長い約9カ月間かけタンクで寝かせることで、芳醇でフルーティーな味わいに仕上げていきます。

こうした果実へのこだわりと、手間暇かけた妥協のない製法によって、華やかで芯のある香りと雑味のない透き通った上品な味をお楽しみいただける、“極上梅酒”が完成します。

梅農家の名前を冠にした、こだわりの商品「月向」は2007年から発売を開始、今年が7年目で、毎年全国の愛好家からお問い合わせをいただく人気商品です。

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■ “梅酒杜氏”が全てを手仕込み
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痛みやすいウメの実を、鮮度を一切損なわないよう、収穫日の朝に摘み取り、昼には水で洗浄し翌日には全てを漬け込みます。

当社の梅酒杜氏、山本 佳昭(やまもとよしあき)が、その年の果実の出来具合に合わせて砂糖と醸造アルコールの配合比率を調整し味をつくります。

すべて手仕込みにこだわり、エキスの抽出具合や、糖度と酸味のバランスをみてウメの実を取り出します。

“呼吸”し変化していくウメと梅酒の状態を日々確認し、味と香りが際立つ最適な熟成時期にビン詰めします。

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■ 梅酒もワイン同様…2012年度産のウメはうまみが凝縮!
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梅酒もワイン同様に、栽培した年の気候でウメの出来が異なり、梅酒の味に変化を生みます。

2012年は春先の低温が影響し、ウメの生育にとっては厳しく着果率が低かったものの、その環境の中でもしっかりと育ったウメは、一粒一粒に果実の“うまみ”が凝縮しました。

「月向」も毎年味わいが異なります。
うまみが凝縮した貴重なウメからしっかりとエキスが抽出され、極上の梅酒に仕上がっています。

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