2011年07月19日17:30 【プレスリリース】
株式会社りそなホールディングスの3銀行が 会計システムとして「奉行V ERP」を採用
業務ソリューションベンダー大手 株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田成史/本社東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)は、主力のERPパッケージ「奉行V ERP」が、株式会社りそなホールディングス(代表執行役社長:檜垣 誠司/東京本社 東京都江東区)の3銀行(株式会社りそな銀行、株式会社埼玉りそな銀行、株式会社近畿大阪銀行:以下りそなグループ)に採用され、2011年4月より稼働開始したことを発表いたしました。
りそなグループは、本部会計システム、資産管理システムとして従来利用していたERPパッケージが老朽化していたことを契機として新システムの採用を検討していました。その中で、従来のシステムでは業務に合わせて帳票を作り込むなどのアドオン機能が多くあり、今後の会計制度変更を見据えた際に保守コストが大きくなるという懸念がありました。
この度、本部会計システムとして「勘定奉行V ERP」、資産管理システムとして「固定資産奉行V ERP」が採用されました。勘定奉行V ERPは各部署から会計データを受け入れ、部署毎の試算表の作成や支払処理を行います。固定資産奉行V ERPでは、土地、建物などの減価償却計算や減損処理、税務申告などを行います。両システムともアドオン開発は行わず、パッケージ機能のみで導入しました。そのため、今後の会計制度の変更に対してもパッケージのバージョンアップで対応でき、変化に対応しやすいシステム基盤が構成されました。
【導入のポイント】
■制度対応
今後の会計制度の変更(国際会計基準への対応を含む)に際して、通常保守のバージョンアップで対応することを評価。
■豊富な実績
数十万社の数多くの導入実績があること、また大手企業での導入実績、りそなグループの関係会社での導入実績もあり安心感があった。
■機能スペック
直観的で分かり易い操作性、Webオプションによる入力など機能面を評価。またコード桁数、科目体系や金額桁数などの銀行の必要スペックを満たしていた。
固定資産では3銀行分の大量の資産管理を網羅できた。
<りそなグループについて>
りそなグループは、金融持株会社りそなホールディングスの傘下に3つの銀行(りそな銀行、埼玉りそな銀行、近畿大阪銀行)を有する金融グループです。グループ各銀行がそれぞれの地域特性に応じた地域密着の営業を行うとともに、年金・証券信託業務に係る高度なソリューションを提供することで、グループすべてのお客さまに対して、質の高い金融サービスを身近な形でご提供しています。
<「奉行V ERP」について>
奉行V ERPシリーズは、勘定奉行V ERPを中心とした会計・財務、人事・労務、販売管理といった企業における基幹業務の中心となる、3つのカテゴリーより構成されたERPパッケージシステムです。
多くの中堅・大手企業の皆さまが取り組むべき「決算早期化」「内部統制」「グループ経営」「IPO支援」「管理会計」などに対応するための高い網羅性と適合性をご提供します。また、IFRSにも迅速に対応し、メンテナンスの範囲内でIFRSを含む会計基準の変更、法令や税制の改正に対応する「奉行V ERP Enterprise Group Management Edition」を中心に展開しています。
<株式会社オービックビジネスコンサルタントについて>
設立 昭和55 年12 月
資本金 105 億1,900 万円
URL http://www.obc.co.jp/
事業内容 ビジネスソフトウェア開発・販売、通信ネットワーク開発、企業コンサルタント業務
サプライ事業
代表取締役社長 和田 成史
<解説>
業務ソリューション大手として「勘定奉行」をはじめとした基幹業務システム「奉行シリーズ」の開発・販売を中心に中堅中小企業などの成長市場に向けてソリューションビジネスを展開し、導入実績は55万社以上にのぼります。
「奉行V ERPシリーズ」は、顧客の業務にあわせて個別開発していく従来のERPと異なり、多機能なコアパッケージに顧客に必要な多彩なオプションコンポーネントを選択してあわせるため、カスタマイズをなくし、導入期間が短く、導入スケジュールも早期に確定できることから、システム刷新にかかるコストを低減でき、導入企業からも販売パートナーからも満足度の高いソリューションとして評価されています。
・多機能、高機能ラインアップ 「奉行V ERPシリーズ」
・SMB向けラインアップ 「奉行i新ERP」(オプション対応モデル)
「奉行i NETWORK Edition」(ネットワーク対応モデル)
「奉行i Standalone」(スタンドアロンモデル)