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デル株式会社 次世代ストレージおよびネットワークソリューションで、データセンタ効率化と機能強化を促進

*米国時間2013年12月10日年次顧客イベントDell World 2013発表リリース抄訳版です。

テキサス州ラウンドロック、2013年12月10日—Dellは、最新のデータセンタ設計、キャンパスネットワークの近代化、高性能化するITや増加するネットワークへのアクセス需要に対応を可能とする新たなソリューションを発表しました。このソリューションは、当社の高性能を誇る仮想化iSCSI-SANストレージ「Dell EqualLogic」、高速ワイヤレスネットワーキング・スイッチ「Dell Networking W-シリーズ」、キャンパスネットワーキング・スイッチ「Dell Networking N-シリーズ」で提供されます。
本日発表の新たな製品により、様々なネットワーク環境からの情報への効率的なアクセスを可能とし、顧客の期待に応える未来に備えたデータセンタの構築を支援するものです。

「Dell EqualLogic」シリーズのPS6210ストレージアレイ(エンタープライズ環境向けに設計された高汎用性10GbE iSCSI SANアレイ)は、仮想化データ集積のより高速で、低コストなフラッシュストレージ環境を、ディスクソリューションの価格で提供することが出来ます*1。また、モデル刷新を施した「Dell Networkingキャンパスソリューション」により、キャンパスネットワークの迅速なデプロイや拡張や変更などを単一コンソールで操作および可視化することができ、効率化効果の最大化を実現可能で、既存システムを活用しつつ導入コストを大幅に削減でき*2、ネットワーク内の機器および情報の双方の資産保護を実現できます。
そして、デルの管理ソフトウェア「Dell OpenManage」向けに新たなシステム管理機能を加えました。これは、インフラを意識したサービスのインテリジェントオートコンフィグレーションを含むものであり、IT管理業務を更に簡素化し、最適な作業量およびサーバー性能を提供し、時間・コスト低減をもたらします。

米デルのチーフ・コマーシャル・オフィサー兼エンタープライズ・ソリューション部門のプレジデント マリウス・ハース(Marius Haas)は、「Dellは、革新的な製品を提供し、エンタープライズの規模を問わず、新しい方法での課題解決を支援する、重要なパートナーであり続けたい。」また、「今回の発表で、データセンタの一層の経済化が促進されると確信している。ストレージとネットワーキングの革新により、卓越した製品性能をもたらすテクノロジー、そして、TCO削減とともにワークロード処理性能の向上が実現可能になる。データセンタをスケーラブルなアーキテクチャで構築し、将来のデータセンタ拡張に対応できる体制を、お客様企業が組むことができるような、インテリジェントなソリューションを提供しようというのが、Dellのアプローチだ。」との見解を述べました。

最大3倍の性能改善をもたらすDellのストレージプラットフォーム
業界最高レベルの次世代「Dell EqualLogic」 ストレージテクノロジは、中小企業の小規模な環境からデータセンタまで、システムの拡大・縮小化を可能とし、管理が容易で高度に仮想化され、最適化された企業のニーズにも応えます。
IDCによると、シンプルかつ仮想化に適した「Dell EqualLogic」は、過去5年間以上にわたり、DellがiSCSIディスクストレージ市場において、総合1位の地位を維持する結果となりました*3。
本日発表したDellのストレージソリューションは、システムの停止時間やストレージのメンテナンス作業なしに、現在のシステム環境にシームレスに統合させることが可能です。

• 「Dell EqualLogic PS6210 シリーズ」
新たな製品は、オールフラッシュ、ハイブリッド、オールHDDオプションなど6モデルです。これらは、より高速でパワフルなストレージコントローラーを搭載し、スループットの増加、最大3倍の性能、前世代の4倍のメモリー容量となります。新たなフラッシュ対応の製品は、仮想デスクトップの2.4倍をサポートし*4、前世代製品の半分の待ち時間でOLTPデータベース作業負荷性能を2倍にすることができます*5。スケールアウトアーキテクチャと、複数のフラッシュ対応PS6210アレイを用いることにより、2ミリ秒(1000分の2秒)で最大120万IOPS以上を達成可能とし、I/Oボトルネックを最小限に抑え、増加するワークロードに対処することが出来ます*6。

• 「Dell EqualLogicソフトウェア 7.0」
Dellは、ストレージ管理を簡素化し、新たなポリシーに基づくアクセスコントロールと改善されたユーザーインターフェースで、現行の管理を効率化し、顧客の仮想化をサポートします。これまでの全ての「EqualLogicソフトウェア」と同様、アクティブサポート契約を結んでいる顧客は、追加費用なしで入手することができます。例えば、従来の32ビットバージョンと共にシームレスに稼働する新製品用64ビットソフトウェアバージョンを提供することで、主要なテクノロジー移行を容易にします。

• 「Dell EqualLogic SAN Headquarters 3.0」
SAN Headquartersモニタリングソフトウェアは、複数の「EqualLogic」を管理し、高度で的確な性能のモニタリングと分析、信頼性ある詳細なイベントモニタリングを提供します。新ソフトウェアには、ソフトウェア7.0の特長となる自動サポートケース作成機能の拡張と、「Dell SupportAssist」の対応により、新たなサポートケース追跡などの顧客サポートを改善します。

• 「EqualLogic FS7610/7600」の「Dell Fluid File System (FluidFS) v3」
Dellの最新ファイルシステムソフトウェアは、重複データの除外、および圧縮により、一般的な企業のファイルデータ保管に必要とされる容量を最大48パーセント削減します*7。FluidFS v3は、プロトコルサポートの拡張と、より多くの第三者認証の取得により、主要医療画像ファイリングシステム(PACS)ベンダーなどの業界特有のサポートソリューションのエコシステムを強化します。

次世代EqualLogicストレージは、ITIC および Storage Strategies NOWの調査によれば、世界中のリーダーの間で、Dellのコスト競争力のあるオールフラッシュ製品が拡大するとの結果となりました*8。
この新たなフラッシュ製品により、前世代のフラッシュ対応製品に比べ、最大3倍のIOPS性能を達成することができます99。
また、「EqualLogic PS6210 オールフラッシュアレイ」1つで、オール15kディスクアレイ4つよりも高い性能と容量を提供することが可能で、待ち時間の65%減少、ラックスペースの75%削減および総費用の11%削減をもたらします*1。

Dell Networkingはキャンパスソリューションを刷新、ワークフォース(クライアントデバイス ユーザ)向けソリューション変革を提案
データセンタ内のネットワークアーキテクチャの変革が進み、次世代ワークロードへの対応を推進していく一方、キャンパスネットワークアーキテクチャにおいても同様の変革が進んでいます。これらエンドユーザが、進化したマルチメディア対応・モビリティやBYOD支援・クラウドサービス活用等に寄せる多大な期待には、従来のキャンパスネットワークアーキテクチャでは対応しきれなくなる状況が発生しがちです。キャンパスネットワークの従来デザインは、現在の「いつでも、どこでも」への要望に対応するワイヤレスアクセスや、それを実現するトラフィックを確保することを前提にしていませんでした。
Enterprise Strategy GroupのシニアアナリストであるBob Laliberte氏によると、ESGの研究におけるキャンパスネットワークに関する最近の統計資料では、過半数の回答者(60%)はこれらの要望に対応するため、10GbEコアキャンパスネットワークへの積極的に移行しているという調査結果があります*10。

有線と同等のスピードを実現するワイヤレスエッジ「Dell Networking W-シリーズ」
「Dell W-シリーズ」のギガバイト・ワイヤレス・アクセスポイントは、802.11ac基準に準拠、最大1秒当たり1.3 ギガビット(Gbps)のデータ送信速度で、エンドトゥエンドでワイヤレスインフラを提供することができるソリューションです。増設モジュールを必要とする競合他社のソリューションとは違い、W-シリーズの新しいアクセスポイントを用いたワイヤレスソリューションで、802.11ac準拠した環境実装を極めてシンプルに実現できます。
• Dell W-AP224/225は、802.11acに特化して設計されたエンタープライズアクセスポイントで、ギガビットの高性能ワイヤレスアクセスが実現。
• ClientMatch™テクノロジーにより、期待値通りのWi-Fi性能と、802.11nアクセスポイント比、最大3倍の最大1.3Gbpsの処理性能。
• 「Dell 220 シリーズ アクセスポイント」は 、構成、データ暗号化、ポリシー適用ネットワークサービスを一元的に処理、分散型・集中型、双方のトラフィック伝送に対応。

「Dell Networking N-シリーズ」 で、ニーズに応じた対応を
多くのキャンパスネットワークでは、依然として、エッジで10/100Mbps、コアで1GbEが活用されています。「Dell Networking N-シリーズ」は、エネルギー効率と費用効果に優れた1GbE・10GbEスイッチをラインアップ、包括的で一貫性を備えたエンタープライズクラスのフィーチャーセットで、キャンパスネットワークインフラの革新化とスケール調整を支援します。

• エンタープライズクラスのオペレーティングシステムが刷新され、シンプル化を一層推進。ただし、CLIとGUIは前世代を継承し、使い勝手と扱いやすさは維持、構成や処理はNシリーズで共通化されており、構成・運用管理・トラブルシューティングの一貫性を持たせつつ実施可能。
• マルチシャーシリンクアグリゲーションで高可用性と様々な帯域での処理対応性能を備え、ネットワークをオフラインにすることなくファームウェアのアップグレードが実施可能。
• マルチベンダーネットワーク環境での相互運用性確保のため、N-シリーズスイッチ全てで、最新のオープンスタンダードプロトコルと、Ciscoプロトコルとの接続を可能にするテクノロジーを採用。

「Dell Networking C-シリーズ 」でエンタープライズの規模拡張とアップタイムの最大化を
「Dell Networking C-シリーズ」は、エンタープライズおよびエンドユーザーネットワーク環境での高度な要件に応え、高可用性と高機能性を備えた基盤構築を実現する、高性能モジュラースイッチです。
「Dell Networking C-シリーズ」は、モジュラー型、冗長化1/10/40GbEスイッチで、広範な接続対応性能と、信頼性のある操作性・実績あるソフトウェア性能で、エンタープライズ・ミッドマーケット・データセンタ環境に対応する機能性とを有しています。企業は、ハイパフォーマンスアグリゲーション、エンドユーザ向けのモビリティバックエンドインフラを、10GbEおよび40GbE処理性能と高密度実装でボトルネックとアクセス過密の緩和・解消を、実現することができます。
• グローバルレベルのワークフォース向けの、ユニファイドコミュニケーション、コラボレーション、仮想デスクトップインフラ(VDI)対応を実現する、スケーラブルなユーザ数対応能力とオンデマンド処理性能を装備。
• 柔軟なイーサネット拡張性とデプロイオプションを備え、優れた即応機能と操作性で、企業変革や成長を支援。

インフラおよびワークロードを最適化する「Dell OpenManage」
ITは常に、ビジネスにとって最も重要なワークロードに対するインフラの最適化、環境内のハードウェア全ての監視と管理、展開時間の短縮、オペレーショナルタスクの簡素化を行うプレッシャーにさらされています。業界に高く評価されたDellのエージェントフリー組込みサーバー管理テクノロジーである「iDRAC with Lifecycle Controller」の強化で、顧客は現在、最適なワークロードおよび可用性を考慮したサーバー配置とコンフィギュレーションを自動化することができます。この新たなオートメーション化の特長は、あらゆる規模の環境(1つのサーバーから数千まで)に対してシステム管理オペレーションを簡素化し、管理者が設定から操作までの時間を90%以上削減することを可能にしました。
発売(提供)時期
• Dell EqualLogic PS6210 シリーズ, サポートソフトウェアおよび FS7610/00 with Fluid FS v3
(今月提供開始予定)
• Dell Networking W-シリーズ(発売・提供中)
• Dell ネットワークングN-シリーズ(2014年早期の予定)
• Dell Networking C-シリーズ(POE+ および 10G ラインカード)/(発売・提供中)
※40Gラインカード(2014年第一四半期の予定)
• Dell OpenManage(2013年12月予定)

Dellストレージ 担当バイスプレジデント兼 ジェネラルマネージャー アラン・アトキンソン
「Dellは、顧客がオーディオ、ビデオ、デジタル・イメージのような構造化されていないデータの増大に対処可能な手ごろな価格のストレージを求める中で、パーフォーマンスハングリーなアプリケーションの大きな成長に取り組む顧客のニーズに応え、ストレージの刷新を続けます。
本日の発表で、EqualLogicのブロックおよびファイルストレージにおけるパフォーマンスにより、顧客がITアドミニストレーションにかけるリソースを低減し、ビジネス目的を達成するための新たなサービスを開発することに、より専念できるように支援することが可能となりました。

Dell ネットワーキング担当バイスプレジデント兼ジェネラル・マネージャー トム・バーンズ
「Dell ネットワーキングは、今日のダイナミックかつ変化し続けるネットワーク環境の需要に応えるためにデータセンタからモバイル機器にいたる刷新を展開します。
最新の業界トップのシリコンと私たちの顧客の未来に備えるエンドツーエンドソリューションを提供する先進的なソフトウェアにより、過去18か月において、私たちはポートフォリオ全体を完全に刷新しました。」

Dellについて
Dell Inc.は、お客様の声に耳を傾け、お客様が前進する力を与える革新的技術およびサービスを提供しています。詳細については、www.dell.comを参照ください。

Dell World
Dell World 2013に是非参加ください。テクノロジーソリューションおよびサービスがどのようにビジネス・イノベーションを推し進めるかを追求するDellの顧客向けのプレミアイベントです。www.dellworld.comで詳細をご覧いただき、是非バーチャルのDell World:Live Onlineイベントへの参加や、ツイッターで#DellWorldのフォローをしてください。

Dell, EqualLogic, Fluid File SystemおよびSupportAssistはDell Inc.の登録商標である。

*1 1 PS6210S (SSD) は、(30,000 IOPS OLTPデータベース作業負荷及び有効容量10TB)で4つのPS6210XV (15K) アレイと交換できる。最大35%のIOPS増加、75%のRack U 削減、64%の待ち時間削減、8%の容量増加、11%安い価格、及び、電力削減を提供する。2013年11月の、PS6210XV 及び PS6210S アレイを8Kブロックサイズの70/30 リードライトランダム作業負荷で比較した際のアメリカ表示価格、技術使用、及び性能試験のDell内部分析に基づく。システム比較は、作業負荷及びコンフィギュレーションによって左右される。
*2 1Gb速度での3スタックオペレーションと30の10Gbポート(2 N4032F switches対 Cisco 4500X-32SFP+)において720のアクセスポート(15 N2048スイッチ 対 同等のCisco 2960X-48TD-L)で実演された計算。コスト比較は2013年11月24日時点で入手可能な表示価格を使用。
*3 ソース: IDC Worldwide Quarterly Disk Storage Systems Tracker, 2013年9月
*4 性能はVDI作業負荷によって左右される。2013年10月の、LoginVSI VDI作業負荷ジェネレーターツールを用いたDell性能テストに基づく。
*5 性能は作業負荷及びドライブタイプによって左右される可能性がある。2013年9月の、PS6210XS 及びPS6110XSアレイを4KB ブロックと 70/30 リードライトランダム作業負荷で比較したDell性能試験に基づく。
*6 性能は作業負荷及びドライブタイプによって左右される可能性がある。2013年9月の、Dell PowerEdge R620 及び R610 サーバーと Dell Networking スイッチを備えた8個のPS6210XSアレイ用いた、100%リード作業負荷でのDell性能試験に基づく。
*7 特に、ファイル(21%)、.GZファイル(19%)及び.flateファイル(19%) から成る現実世界のホームシェア環境を用いた、2013年5月のFluid Data Reduction 備えた FS8600 NAS アプライアンスのDell内部分析に基づく。
*8 ストレージ戦略NOW「ソリッドステートストレージ/フラッシュメモリの企業ユースケース」2013年8月
*9 性能は作業負荷及びドライブタイプによって左右される。PS6210XSとPS6110XSアレイを4kbブロック及び100%ランダム読み出しIOsで比較した2013年9月の性能試験に基づく。
*10 2014年1月に発刊予定のESG Research Report, “The Evolving State of the Campus and Wireless Network” より

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