2011年11月07日13:13 【プレスリリース】
◎勘定奉行のOBC最新ニュース OBCが、災害や事故から業務データを守るクラウドサービス BCPを支援する「OBCストレージサービス」を大幅刷新 ~ Windows Azure™ Platform を採用し、データの保全性や操作利便性を強化 ~
業務ソリューションベンダー大手 株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田成史/本社東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)は、データセンターへのバックアップサービスを、マイクロソフトのクラウドサービス「Windows Azure™ Platform」を利用したオンラインストレージサービス「OBCストレージサービス」として、大幅にリニューアルしました。
「OBCストレージサービス」は、企業のサーバーやコンピュータに保存される大切なデータを、スケジュールに沿って遠隔地にある堅牢なデータセンターに安全に保存するサービスです。企業の重要なデータや勘定奉行をはじめとする奉行シリーズのバックアップデータを災害などの万一の事態から守ります。データの世代管理も可能で、速やかな復旧が可能です。
インターフェースは、操作のしやすさで評価を受けているOBC製品と同様の操作性を取り入れ、簡単な操作でデータのアップロードが行えます。また、奉行シリーズにおいては、関連製品との連動でバックアップからデータセンターへのアップロードまでの自動化も実現しました。災害や事故などからデータ損失のリスクを最小限に抑える、BCP対策の一端を担うサービスです。
新しいオンラインストレージサービス「OBCストレージサービス」は、平成23年11月7日から全国で販売を開始いたします。
▼ OBCストレージサービス紹介ページ
http://www.obc.co.jp/click/bugyo-i/storage/
<OBCストレージサービス発売の背景>
■中堅中小企業にもBCP対策の気運が高まる
以前よりBCPの必要性は認識されていましたが、東日本大震災をきっかけに、多くの企業でBCP策定・見直しの傾向が強まっています。事業継続の上で、重要な業務データの早期復旧は、企業の将来を左右しかねない課題です。データのバックアップのみならず分散保存など、従来はデータセンター利用を検討されていなかったお客様からもニーズが高まり、堅牢で操作がしやすいサービスが求められています。
<OBCストレージサービスの特長>
■「Windows Azure Platform」を採用、セキュアなデータ転送で安心・安全を提供
マイクロソフトが提供するクラウドサービス「Windows Azure Platform」を採用。バックアップデータは暗号化+SSL通信で送られ、セキュアで堅牢なデータセンターに保存。遠隔地へのバックアップにより、災害などが起こった場合でもデータ損失のリスクを最小限に抑えることができます。
■奉行シリーズと高い親和性
奉行シリーズのデータは、バックアップからデータセンターへのアップロードまで、一連の操作を自動化(※1)し、バックアップデータのより安全な保管を実現します。(※1奉行シリーズのデータバックアップからの自動化は、別途BACKUPオプションが必要)
■奉行シリーズ以外の重要データ保存にも対応
奉行シリーズのデータだけでなく、企業の重要データをまとめて保管可能です。作業負担が増すことなく堅牢なデータセンターへデータ保管でき、複数世代のデータ管理により、高い可用性を実現しています。
■誰でも使いやすい操作性
直感的に操作できるメニュー構成で、システム管理者だけでなく、業務担当者も迷わず操作ができます。操作のしやすさで評価されている奉行シリーズと同じ操作性を継承していますので、奉行シリーズをご利用いただいているお客様はもちろん、初めてのお客様にも違和感なく操作可能です。
■業務利用に適した、優れた機能性
早急かつ正確に行えるデータ復元機能といった業務利用に適した管理機能、エラー時のメール送信機能やログ管理機能といったセキュリティ機能を搭載し、バックアップ・リカバリ作業の負担を軽減します。
<主な機能>
■自動バックアップスケジュール設定
データセンターへのバックアップスケジュールとして、第1週と第3週や毎週金曜日といった週・曜日単位、毎月10日・20日・月末といった日付の指定が可能です。豊富なスケジュール設定機能で業務を考慮した自動バックアップが可能です。
■バックアップエラーが発生しても早急な対応が可能
バックアップ開始時・終了時、エラー発生時にはシステム管理者などの担当者を予め登録しておくことでメール通知が可能です。エラー時にはログファイルの送信や、重要度を【高】にして送信できるため、早急な対応につながります。
■世代管理されるバックアップデータは最大999回分
保存する世代数を設定することで最大過去999回分の管理が可能です。誤ってデータを削除したり、ウィルス感染がバックアップ後に判明した場合に、過去のバックアップデータにさかのぼって復元できるので安心です。データセンター上で古い世代のバックアップを自動削除することも可能で、容量コントロールも容易です。
■簡単かつ安心してデータの復元が可能
バックアップデータの復元は、復元先を指定するだけで簡単に行えます。復元する際に既存のデータに上書きしないようにファイル名を変更して復元することも可能です。
■原因探索に役立つ操作ログ管理機能を搭載
「いつバックアップデータが復元されたのか」「バックアップデータを削除した操作を行っていないか」といった、条件設定をして素早くログを参照できます。問題発生時の原因探索に活かせます。
<価格>
利用料金は、データセンターへ保存可能な容量別にご用意しております。(年間契約)
■サービス容量別の年間契約料
・1GB 60,900円(税込) ・20GB 567,000円(税込)
・5GB 210,000円(税込) ・30GB
798,000円(税込)
・10GB 336,000円(税込)
<パートナー様からのエンドースメント>
本リリースに伴い、パートナー様からエンドースメントを頂戴いたしましたので、ご紹介させていただきます。
日本マイクロソフトは、オービックビジネスコンサルタントのOBCストレージサービスの発表を歓迎いたします。Windows Azure Platformの特長である高い信頼性、可用性、セキュリティ機能を活用したオンラインストレージサービスの提供により、お客様が、勘定奉行をはじめとする奉行シリーズをより安心してご利用いただけるものと考えております。日本マイクロソフトは、今後も、オービックビジネスコンサルタントと緊密な技術連携を深め、中堅・中小の市場で活躍されるお客様のビジネスの成長に貢献してまいります。
日本マイクロソフト株式会社
執行役 デベロッパー&プラットフォーム統括本部長 大場 章弘 様
日立システムズは、オービックビジネスコンサルタントのOBCストレージサービスの発表を歓迎いたします。Windows Azure Platformの高い信頼性に加え、弊社のSaaS型統合監視サービス「App Bridge Monitor」を同時にご利用頂くことにより、パブリッククラウド上のシステム運用管理を効果的に強化いただき、より一層、お客様に安定したサービス提供を実現頂けるものと考えます。日立システムズは、今後ともオービックビジネスコンサルタントとクラウドビジネスにおける協業連携を通し、より多くのお客様に付加価値の高いクラウドサービスをお届けして参ります。
株式会社日立システムズ
執行役員 産業・流通営業統括本部長 抜井 一成 様