2012年04月25日11:30 【プレスリリース】
手洗いで3分の1まで磨きあげたコメ使用の大吟醸酒 モンドセレクション初出品で、最高金賞を受賞 その他梅サプリメントなど、全4商品が受賞
和歌山の酒造大手 中野BC(和歌山県海南市)は、国際的な酒類・食品品評会「2012年モンドセレクション」の「スピリッツ及びリキュール」部門に、「大吟醸 紀伊国屋文左衛門 黒」を初出品し、同賞の最高金賞を受賞しました。
さらに純米酒「紀伊国屋文左衛門」と梅酒「紅(べに)南(なん)高(こう)」が金賞、サプリメント「梅真珠」が銀賞を獲得し、今年当社が出品した4商品全てが受賞しました。
■ 受賞要因は最高級の酒造好適米とコメを3分の1まで削る技術
「大吟醸 紀伊国屋文左衛門 黒」の特徴は “フルーティーな香り”です。
酒造好適米の中でも最高級と呼ばれる兵庫産「山田錦」のみを、蔵人が丹念に“手洗い”でコメの3分の1になるまで削った、精米歩合35%の大吟醸酒です。精米歩合を高めることで、コメの外層部に含まれるたんぱく質や脂肪分を取り除き、 フルーティーで華やかな香りの日本酒に仕上がります。
こうした手間暇を惜しまない杜氏の技術が評価され、今年「モンドセレクション2012」のスピリッツ・リキュール部門に初めて同酒を出品したところ見事、最高金賞を受賞しました。
■ “酒蔵会社”の枠にとらわれず、梅・柿など地元の特産を研究
当社は「モンドセレクション2012」で、「大吟醸 紀伊国屋文左衛門 黒」を含む、全4商品が受賞を獲得しました。
青梅の果汁を煮詰め濃縮した成分である梅エキスを凝縮した粒状のサプリメント「梅真珠」の銀賞受賞は昨年に続き2度目の受賞です。
当社は、「梅といえば中野BC」というブランドに成長できるよう、梅に関する様々な研究を行う「食品科学研究所」を1990年に設立しました。
“酒蔵会社”という枠にとらわれず、和歌山特産の梅や柿などを使った数多くの酒類や機能性食品を日々、研究開発しています。