2012年10月31日11:30 【WEB / IT , プレスリリース , 士業・コンサルタント】
OBCが、製品ラインナップを Windows 8 対応に一新 「奉行i8シリーズ」 11月26日発売開始 ~ Windows 8 対応で情報参照や活用が拡大する新しいワークスタイルを実現 ~
勘定奉行をはじめとする、基幹業務システムを開発する株式会社オービックビジネスコンサルタント(代表取締役社長:和田成史/本社東京都新宿区:東証1部 登録銘柄コード4733:以下OBC)は、新製品ラインナップとして、中小企業向け基幹業務パッケージシステム「奉行i8シリーズ」を平成24年11月26日に発売いたします。
本シリーズは、マイクロソフトが10月26日(金)に発売した最新オペレーティングシステム(OS)である「Windows 8」※に対応し、従来のPC運用に加え、新しいWindowsのユーザーインターフェース、およびマルチタッチ操作に対応いたします。
「奉行i8シリーズ」は「奉行 i シリーズ」を発売した2009年以来のメジャーバーションアップとなります。
これまでに、累計で56万社を超える企業に導入いただいた奉行シリーズを刷新し、Windows 8プラットフォームが創出する新しいワークスタイルに対応した製品として開発いたしました。この新しいワークスタイルは、従来のOS環境を刷新するに見合う恩恵を企業にもたらすと考えております。
本シリーズは、全国の販売パートナーを通じて販売いたします。
Windows 8 対応で奉行i8シリーズが提供する基幹業務の情報型ワークスタイル
奉行i8シリーズは従来の奉行シリーズのDNAを完全に継承しながら、基幹業務の情報利用を促進する「情報型ワークスタイル」を提供します。情報型ワークスタイルとは、基幹業務のさまざまな情報を、誰もがより直感的に利用できる環境での新たな業務のあり方を指します。
Windows 8プラットフォームとデバイスが提供する、タッチ操作を中心とした環境に対応することで、人と情報との距離を身近にし、基幹業務情報の参照や活用を多くの利用者に提供します。
タブレットデバイスの画面の情報を通じて、より感覚的なコミュニケーションを実現することにより、企業の業務で多くの時間やコストを占める、入力・確認などの基本業務に加え、マネジメント層や営業など、従来は基幹業務システムを直接操作することが少なかった利用者層の利活用が促進されます。OBCでは、利用者の判断や行動を促す情報活用を基幹業務システムの新たな付加価値として提案していきます。
<奉行i8シリーズプロダクト特徴>
■ 新しい操作性でより早く・より直感的な操作性を実現 ~タッチ操作対応~
Windows 8 が提供するタッチ操作に対応しています。
「タップ」による選択や確定、ズーム操作による画面の拡大や縮小、「スライド」によるスクロールなど、基幹業務の情報参照や活用に適した全く新しい操作性を提供します。これにより、情報を利用したいユーザーはより直感的に情報に触れることができるようになります。また、従来の定評のある入力方法も両立させているため、業務効率性には一切支障はありません。
■ 新しいライセンス形態で情報型ワークスタイルを促進 ~参照専用ライセンス~
奉行i8シリーズは情報参照によって価値が高まるビジネスシーンを想定し、参照専用ライセンスを用意しました。これにより、従来の利用者からマネジメント層や営業など新たな情報活用のニーズに対応し、企業全体の情報利用を促進します。
参照ライセンスは追加デバイスとなるタブレットや「Ultrabook™」によるタッチ操作を想定し、情報活用のためライセンスとして、管理者による業務データの確認や、参照条件を変更した集計をその場で閲覧するなど、さまざま情報活用シーンで利用可能です。例えば、会議で紙を使わずタブレット画面を見ながら、現時点での財務や販売の状況確認や月次報告などが可能となります。このように会議が効果的に機能し、迅速な経営判断を支援する情報活用が実現します。
■ 情報型ワークスタイルで拡大する基幹業務情報の利活用
奉行i8シリーズは、タッチ操作による情報参照により、従来実現できなかった情報利活用を実現します。
たとえば、月次の売り上げを様々な視点で確認し、対策を練るのは従来の報告書では困難です。情報型ワークスタイルを実現する奉行i8シリーズは、その場でタブレットを操作し、部門や商品といった視点を変えて結果を出力できるので、素早い課題解決へ導きます。
また、人事情報の参照に利用すれば、紛失など紙による情報流出の心配もなく、常に最新の人事情報を参照しながら社内面談に利用できます。リアルタイムに情報が更新される基幹業務システムの特性を活かし、毎週の経営層による財務情報の確認、倉庫現場での棚卸、受注前の在庫参照など、従来の担当者以外の利用者にも重要な情報が素早く、操作の負担を感じることなく活用可能となっています。
■ 企業のWindows 8の利用環境を支え、多くのWindowsで動作するマルチOS対応
奉行i8シリーズは中小企業の環境を支えるために多くのWindowsで動作するマルチOSの対応を行っています。中小企業におけるWindows 8利用環境はデバイス追加など利用環境が混在することが考えられます。奉行i8シリーズでは、Windows 8だけでなくWindows 7、Windows Vista、Windows XPなど、企業が新しいプラットフォームに環境移管するための安定した基幹業務システム環境を提供しているので安心です。
■ 新しいデバイスと新しいWindowsを徹底検証 ~万全の開発体制~
Ultrabook のようにタッチ操作をサポートするノートブックの登場や、タッチ操作による軽快で俊敏な情報参照を安定的に、スピーディにご利用いただくために、開発にあたっては、日本マイクロソフト株式会社の技術協力に加え、マルチタッチ機能の検証にUltrabook を利用するなど、インテル株式会社の協力を得て軽快な操作が行えるよう、お客様満足度の向上を追求しました。
■ 本来の基幹業務の生産性を高める豊富なオプションで業務の付加領域を効率的に運用
企業の中心業務である会計・給与・販売管理に発生するその周辺の未システム化領域を弊社では「業務付加領域」と呼んでいます。このシステム化されていない・システム同士がつながっていない状態を解消することで、財務会計・人事給与・販売管理の各業務のさらなる生産性、効率性、正確性の向上が図れます。
新製品では、10以上のオプションや連動製品を取りそろえ、発売当初から付加領域の見直しが容易に図れます。
■ 「奉行i8シリーズ 特設サイト」
http://www.obc.co.jp/click/landing/i-8-series/
<奉行i8シリーズ体感できるイベントを開催>
■ ユーザー参加型イベントを全国開催 ~奉行体感フェア~ 2013年3月まで開催
「業務付加領域」をテーマに「奉行体感フェア」を開催中です。セミナーや展示、相談会など、付加領域の見直しの機会として企業の皆様に触れていただける最初の機会になります。また、奉行i8シリーズは12月から体感セミナーを中心に展示を行います。11月より特設サイトにてお申し込み受付を開始する予定です。
「奉行体感フェア 特設サイト」
http://www.obc.co.jp/taikan/
<パートナー支援体制の強化>
■ 教育支援の拡充
新製品の発売に伴い、販売パートナー向けにWindows 8を利用した業務提案の研修を用意しています。また、弊社が組織する奉行シリーズの導入支援を行うインストラクターを育成・認定する資格制度OCI(OBC Certified Instructor)をアップグレードし、販売パートナー、導入支援インストラクターの育成体制を整えています。
■ 発売日
平成24年11月26日(月) 全国の販売パートナーを通じてお客様にご提供します。
■ 奉行i8シリーズ ラインナップ ~全シリーズ同時発売~
財務会計システム 「勘定奉行i8」
プロジェクト原価管理システム 「勘定奉行i8[個別原価管理編]」
建設業会計システム 「勘定奉行i8[建設業編]」
固定資産管理システム 「償却奉行i8」
法人税・地方税申告書作成システム 「申告奉行i8[法人税・地方税編]」
内訳書・概況書作成システム 「申告奉行i8[内訳書・概況書編]」
人事管理システム 「人事奉行i8」
給与計算システム 「給与奉行i8」
就業管理システム 「就業奉行i8」
法定調書作成システム 「法定調書奉行i8」
販売管理システム 「商奉行i8」
仕入在庫管理システム 「蔵奉行i8」
■ 今回の発表にあたり、協力各社のエンドースメントを頂戴しております。
日本マイクロソフト株式会社 業務執行役員 デベロッパー & プラットフォーム推進本部
クラウドプラットフォーム推進部 部長 平野 和順 様
中小企業向け基幹業務パッケージシステム「奉行i8シリーズ」の発売開始を心よりお祝い申し上げます。今回提供される「奉行i8シリーズ」がWindows 8に対応することで、従来のPCの利用方法に加え、新しいWindowsのユーザーインターフェース、およびマルチタッチ操作による使い勝手が、業務の効率化を促進し、今までにない情報活用のシナリオと、お客様のビジネスに合った様々な活用方法のご提案が可能になるものと考えています。今後も日本マイクロソフトでは、株式会社オービックビジネスコンサルタントと連携して、お客様のビジネスの発展を支援して参ります。
インテル株式会社
取締役副社長 宗像 義恵 様
インテルは、株式会社オービックビジネスコンサルタントの新製品「奉行i8シリーズ」の発表を歓迎いたします。最新のUltrabook™は、キーボード入力とタッチ操作で、軽快な操作が行えるよう設計されています。柔軟で機動的なワークスタイルがますます求められるビジネスユーザーにとって、高性能でかつ薄型で機動性が高いUltrabook™と奉行i8シリーズの活用は、業務効率を上げる最適なプラットフォームとなるでしょう。インテルは、これからも先進的なUltrabook™製品の開発と最新業務ソリューションを活用した魅力的なワークスタイルの実現に向け業界各社と協力を続けて参ります。
パナソニック株式会社 ITプロダクツビジネスユニット
国内営業グループ グループマネージャー 向坂 紀彦 様
新製品「奉行i8シリーズ」の発表、おめでとうございます。
パナソニックの「レッツノートAX」は、1台でノートPCにもタブレットにもなり軽量・長時間・頑丈・高性能の特長をあわせもつ革新的なハイブリッドモバイルパソコンです。
「レッツノートAX」と「奉行i8シリーズ」の組み合わせにより、オフィスでの利用はもちろん、外出先や会議室での活用シーンがさらに広がり、お客様の生産性向上に貢献できると確信しております。
富士通株式会社
プラットフォーム技術本部 本部長 武居 正善 様
富士通株式会社は、株式会社オービックビジネスコンサルタントの新製品「奉行i8シリーズ」の発表を心より歓迎します。
「奉行i8シリーズ」と奉行シリーズ導入実績6年連続1位のPCサーバ「PRIMERGY」、Ultrabook™「LIFEBOOK」(U、UHシリーズ)、さらに1台でノートPCとしてもタブレットとしても使える「STYLISTIC」(Q702/F、QH77/J)を組み合わせてご利用いただくことで、お客様に新たな情報活用によるワークスタイルをご提供できるものと確信しています。
今後も「奉行体感フェア」への協賛など多様な協業により、お客様に最適なソリューションを提案してまいります。